生贄娘 -鬼蛇の呪い-
生贄にされた女の子が鬼蛇の謎を解くゲーム
窒息しちゃうこわいー
ジャンル:窒息探索ホラーアクション
ダウンロード
http://www.foxeye.squares.net/product/ikenie/index.htm
鬼蛇様の生贄にされて海に沈められた海女さんが自力で脱出する話です。そのまま鬼蛇退治に向かいます。送り込まれたスパイって感じ。ハードボイルドです。
息が続く限り素潜り探索して毎回窒息寸前で死にかけます。見ていてこっちが苦しいです。ホラー要素も強いしかなり精神を削られます。あんまりこういうこと言っちゃダメなんですけど。変態が作ったゲームです。
難易度高めでアクションに慣れていないときついです。探索がいちいちギリギリです。クリア出来たら興奮するやりごたえのあるゲームでした。
あと。文章が全くありませんが。ラストで謎の感動があります。『ハイ!コレで助かった』という最後の瞬間に音と光の演出だけで『うおおお!』ってなります。凄いと思う。
要は『言葉はいらない』ってことです。世の中基本的に何もしない人ほど言うだけ言います。例えば『信頼が一番大事!』というセリフは嘘つきしか言いません。正直者は正直が当たり前なのでそんなこと考えたことないです。
きっと作者さんはこの作品を通してそういうことを伝えたかったんじゃないかと思います。
脱出と愛のエンタルピ
謎解きサークルで様々な事件を解決する話。怖くはないですけど超常現象は起こります。ラストに感動もアリ。
ステージクリア型の謎解きゲームです。一つの話に謎が一つ。が基本です。厳密に言うと違います。ヒントも答えも全部いつでも見られるように用意されているので詰むことはないです。攻略サイトを見てクリアした人の方が逆に凄いです。
ボリュームが結構あります。10時間かかる人もいるでしょう。ボリュームが多い主な原因はテキストの多さです。特にヒントもない棚を調べるたびにキャラクターがいちいち会話をします。さらに難しい言葉を使いまくりでその会話の内容がすんなり入って来ません。読むのに時間がかかります。
要は『もっと端的に話せ』ってことです。『凝縮したワードで面白トークは出来る』と古舘伊知郎さんもおっしゃっていました。丁寧に話せばいいってもんじゃないです。
きっと作者さんはこの作品を通してそういうことを伝えたかったんじゃないかと思います
かぼちゃおばけのキャンディポット
ハロウィンでお菓子をもらいに来た悪い魔女が謎を解いてお菓子をゲットする話です。ホラーじゃないです。プチコメディーとプチ良い話です。
ノーセーブでサクッと終わります。謎も全部簡単です。他に書くことないです。強いていうなら。主人公に名前がついていますが一度も呼ばれることがありませんでした。
要は『初対面で名乗らない』ってことです。名前を聞くのは仲良くなってからです。聞くのも失礼なので簡単に人に名前を聞かないようにしましょう。
きっと作者さんはこの作品を通してそういうことを伝えたかったんじゃないかと思います。
夕闇の森の星拾い
不思議な世界を探索する話です。ホラーではないです。ファンタジーです。ストーリーはあってないようなものでよく分かんないです。ゲームを楽しむゲームです。変なコトを言ったけど察してください。
序盤から世界中を回れるけどアイテムがないと途中で進めないようになっています。ストーリーがないので誘導もないです。次に何をするかウロウロしながらひらめき待ちとなります。そういうゲームです。
とはいっても。難易度が割と低くてサクサクです。ウロウロしていたらそのうち閃くことでしょう。と思いきや。ラスボスがムズいです。難易度が突然跳ね上がります。ここまで来て攻略サイトを見るなんてくやしい。
要は『最後が突然ムズイ』ってことです。例えば、高校、大学と偏差値が高いところに順調に一発合格して、『このまま就職も余裕だ俺はエリートだ』と思っていたら。採用試験が突然ムズイ。上場企業に20社落ちた。人生はそういうもんです。最後まで気を抜いちゃダメです。ラストで突然ムズイです。
きっと作者さんはこの作品を通してそういうことを伝えたかったんじゃないかと思います。
遭難サバイバル~生きる。
無人島に漂流して食べ物を探すゲームです。謎もホラーもないです。強いていうならゲームオーバーが若干ホラーです。
基本的に食べ物を探すのがメインです。脱出より生き残るゲームです。しかしながら。余裕がないです。手ごわい難易度で大半が初回プレイはやり直すんじゃないでしょうか。そしてやり方が分かった2回目は割と余裕です。
強いていうなら。ボリュームが少ないです。厳密にいうと一日じゃ終わらないぐらいのボリュームはありますがイベントが少ないです。食べ物に余裕が出来て『よし今日から本格的に探索だ!』といったところで笑点おひらきでした。探索する前に終わったよ。
要は『準備が出来たら作戦は完了している』ってことです。どこかの奇妙な兄貴も似たようなことを言っていました。行動しようと思ったときに行動が終わっているのが一流です。
きっと作者さんはこの作品を通してそういうことを伝えたかったんじゃないかと思います。
怪盗の館
怪盗に盗まれた宝物を取り返す話です。とはいえストーリーはあってないようなものです。会話一切なしでゲームだけサクッと遊べます。正統派謎解き探索ゲームです。
『こういうのがやりたかった』って感じです。『ストーリーはいらない』ってわけではありませんが。どうせ世の中のほとんどのフリーゲームのストーリーはたいしことがないので。ないならないでいいです。それより謎をどんどん解きたいです。俺は本が読みたいんじゃない。ゲームがやりたいんだ。
しかしながら。若者の活字離れ問題は割と深刻です。やはり多少は文章を読ませた方がいいかもしれません。ゲームをしながら国語の勉強が出来たらこれ幸いです。でも私は大人だから勉強しなくてもいいです。
要は『若者のうちに勉強しておけ』ってことです。日本語を知らないと社会に出た後に割と苦労します。間違った言葉を使ったり読解力がない大人がたまにいて仕事の邪魔です。
きっと作者さんはこの作品を通してそういうことを伝えたかったんじゃないかと思います。
朝溶けの魔女
祖父と喧嘩して『大人になるまで行ってはいけない』と言われている別荘に逃げる話です。行ってはいけない理由がやはりあるので大変なことになります。簡単に言うと魔女に食べられあーもうこれ以上言えない。
面白いかどうかよりも一番気になったのが。赤文字が見にくい。基本的にメッセージは白文字なんですが、たまにビビらせようとして出された赤文字が読めません。全然怖くない。
もともと私は目が悪いです。乱視です。人によっては余裕で読める人もいるでしょう。少なくとも作者さんは普通に読めるはずです。
でも私は。目が悪かろうが。白文字のほうは普通に読めるんですよ。他の作者さんのゲームの赤文字も普通に読めます。しかしながら。このゲームの赤文字が全く読めません。画面に近づかないと読めません。怖い雰囲気が台無しです。
要は『裏目に出た』ってことです。赤文字でビビらせようとして裏目に出ました。それと同じように。彼女は良かれと思って別荘に逃げたのに最悪の展開になりました。『近づくな』と釘を刺したことでこの屋敷のことが印象に残っていたことも影響しています。人生こうやっていろんなことが裏目に出ます。
きっと作者さんはこの作品を通してそういうことを伝えたかったんじゃないかと思います。
知らない友達がいる家
噂の廃墟に仲良し4人組で肝試しに行く話です。幽霊は出ますけどノリが明るくて全然怖くないです。4コマギャグ漫画が追加されるメッセージが一番ビビった。
謎解きはありません。全部調べてフラグを立てるゲームです。まぁストーリー重視ってことで。割と良い話でした。
途中で真相が分かる人も多いと思います。でも私は分かりませんでした。ラストで『あー!』となりました。途中で気づいていたら『はいはい』となったに違いない。分からなかったからこそ面白かったです。
要は『悔しい』ってことです。だってそう言われたら伏線がたくさんあるからね。何で気づかなかったんだろう。
きっと作者さんはこの作品を通してそういうことを伝えたかったんじゃないかと思います。
もちこさん
すすりなく声が聞こえる噂の廃墟に女子小学生が一人で探索に行く話です。男の子が誰もついてきてくれなくて悲しいです。でも私も小学生だったら手は上げていないと思います。女子の味方をすると友達にバカにされます。
でもそんなことはどうでもいいです。霊的なものは出てきますが怖くないです。ハートフルストーリーの感動話です。もちこさんは悪い霊じゃありませんでした。てかこんなこと言っちゃダメじゃん。今の忘れてください。
あと屋敷が古くて腐っていますが。この女の子もあーもうこれ以上言えない
要は『ネタバレこわい』ってことです。こっちだって『面白いゲームですよ』って出来るだけたくさん書きたいわけですよ。しかしながら。そういうのは基本的にネタバレになるので何も言えません。『衝撃のラストがあります!』コレもネタバレだからね。マジ何も言えねえ。
きっと作者さんはこの作品を通してそういうことを伝えたかったんじゃないかと思います。
水魚之交
気づいたら知らない家に閉じ込められていてそこから脱出する話です。落ち着いてまず探索しようと考えるから凄いです。私だったらスマホが無くなった時点でドキドキが止まりません。紛失したら今後の手続きが大変です。
でもそんなことはどうでもいいです。霊的なものは出てきますが怖くないです。ハートフルストーリーの感動話です。そんな感動もしないけどね。てかこんなこと言っちゃダメじゃん。今の忘れてください。
あとちょいエロです。少年ジャンプのエロさです。私の世代で言うとぬーべーです。ボンボン坂演劇部です。いちごちゃんストロベリーです。
要は『年がバレる』ってことです。でも私にはお兄さんがいます。ちょっと年の離れた従兄もいます。もしかしたらジャンプを早めに読んでいるかもしれないよ。古いジャンプが家に残っていたかもしれないよ。
きっと作者さんはこの作品を通してそういうことを伝えたかったんじゃないかと思います。
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