パチスロの歴史をまとめてみる 【5号機編】

パチスロ
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2011年

キズモノ登場

 さて。パチスロ人気が急上昇の中。ここで突然のバグ台が空気を読めずに登場です。

 その名も『サクラ大戦3』。設定1が105%と聞いております。しかも何の攻略法もなく。普通に打って105%です。設置店は全台満席です。すぐに撤去となりました。

 なぜこのような事が起こったのか。理由は『メーカーさんの計算間違い』と聞いております。ホールに導入した店長さんが異変に気付きました。

 4号機までは割とよく起きていたパプニングですが。こんなの久しぶりです。5号機にもなるとさすがに技術力が上がっています。凄いと思う。

サクラ大戦3~巴里は燃えているか~

2011年1月 サミー 5号機 A+ART

・設定1が105%らしい
一回打ったことある。5000円勝った

・サクラさん出てこない
サクラ大戦3はパリに出張。サクラさんは日本に置いてきた

・6枚交換が一瞬増えた
換金率を下げて対応する店もあった。これが流行ればよかったのに。結局ジジイが等価に行くから意味ない。


イベント規制

 さて。パチスロ人気が急上昇中です。だったらここで追撃しないとギャンブラーではないですね。ツイてるときはとことんツイてるのがギャンブルだ。

 ということで。イベントやろうイベント。行列作るにはイベントが一番。月曜日がART機で。火曜日がノーマル機で。水曜日がタイアップ機にしようかな。毎日イベントで埋めるの大変だぜ。

 なんてことはさせない。警察が正義の刃を振り下ろしました。真っすぐと目の前に。そしてこう言ったんですよボクに。『イベント禁止』ってね。

 こんな理不尽なことがあるわけない。徹夜でスケジュールを考えたのに。一回寝ます。起きたらインドネシアの王室かもしれない。そういえばボクは王子だった気がする。

 そして起きたらイベントが禁止されていました。初耳です。まぁしょうがない。これからは宣伝を究極に制限されることになります。

 『今日は特別な日です』『今日はこの機種が特別です』と宣言してはいけなくなりました。言ってもいいのは『10時開店』『新台入替』だけです。

 これにより。広告や店内アナウンスで『全機種全台!全機種全台!』と連呼するホールが増えました。その先は言えません。

旧イベント

 さて。イベントは規制されました。高設定を教えてもらわないと勝てない私はここで引退を決意します。という人もいるかもしれない。イベントしか打たないなんて自制心が強くて凄いと思う。

 でもそんなことはどうでもいいです。パチスロをやめるのはちょっと待って。話を聞いてからでも遅くはありません。絶対損はしないから。

 ではその『聞いて損しない話』をします。あれはワシがまだ幼い頃じゃった。朝起きて顔を洗おうと川へ行ったら。そこになにやら緑色の生き物がおったんじゃ。トノサマバッタです。ぴょんぴょん飛んでった。

 という冗談は置いておきまして。本題に入ります。結論を言うと。実はイベントは消えていません。宣伝が禁止になっただけです。

 『毎週月曜出しマンデー!』みたいな宣伝をしていたホールは。もう宣言はしなくなったけど。今もなお出しマンデーをやっています。

 本気イベントをやっていた優良店なら今まで通りのスケジュールで通って大丈夫です。ガセイベントを毎日やっていたホールは痛手を受けました。

イベントは赤字ではない

 せっかくなので。イベントの設定の入れ方を解説します。すべてのホールがこうやっているわけじゃありません。特定の本気イベントをやっているホールの話です。

 例えば『毎週月曜出しマンデー!』があるとするじゃないですか。月曜日は1か月に4回来るじゃないですか。そのうち2回を赤字設定にして残りの二回を回収にします。

 するとメチャクチャ出てる日があるから客が騙されます。『イベント日はアツイ!』と信じます。だから4回とも全部来ます。そして4回とも来ると統計で負けます。

 だからイベント日は勝てるけど負けます。これがクールなホールのやり方です。

ライター来店

 さて。イベントは禁止されました。もう客が呼べません。でも旧イベントがあるから大丈夫。とはならない。そんなの新規客は知らないし。いつか忘れ去られます。

 だからやっぱり何かしらの宣伝がしたい。だからしました。それはズバリ『ライター来店』です。配信用の動画を撮影しに来るパチスロライターをこっちから呼ぶことにします。

 ライターだって撮影許可を取るのが大変です。機材が通路の邪魔になるとお客様に迷惑です。それをホールの方から呼んでもらえるなんて。嬉しくて呼吸できない。

 だから呼んだらホイホイ来ました。もちろんワサビも来ます。ワサビ語でワサワサ言いながら。

 ライターが来店すればこっちのもんです。『ライター来店!』と大きな看板出しちゃうぜ。何やらその日はアツそうだ。行列が出来ることうけあい。

 さらにライターは動画でお店の名前を出してくれます。動画は全国に配信されます。設定多めに入れておけば宣伝効果ヤベー。お金を払ってでも呼びたい。

 というわけで。パチスロライターの動画配信が増えました。これが次世代広告です。イベントは禁止されたのではない。時代が変わったのだ。

カリスマライター

 パチスロライターの動画配信が増えたことにより、パチスロライターが芸能人になりました。ホントの芸能人と共演もします。テレビを見ない人にとっては芸能人よりパチスロライターのほうがよっぽどカリスマです。

 しかしながら。素人がイジッていいのはポロリさんとワサビさんだけです。他のパチスロライターをブログでイジるとファンに消されます。だからこの二人をイジります。この二人こそがカリスマライターです。

ポロリ

・常勝理論
パチスロ必勝ガイドで一番のガチスロッター。勝ちたいならポロリさんの動画を観なさい。

・クズ
共演者に嫌がらせ。共演者を無視。協調性なし。これが本来のスロッター。カリスマ

・嫌われ者で仕事がない
ポロリさんとワサビさんのコンビが一番好きです。クズが勝ってこそパチスロ。もっと仕事が増えてほしい。


ワサビ

・偏差値77
ガチの天才。勝ち方を全部知ってる。勝ちたいならワサビさんの動画を観なさい。

・デブがイキってる
『俺パチスロ面白いと思ってないんスよねー』等のイキッたセリフを連発。あなたの動画はパチスロが好きな人達が観ています。本心だとしても言っちゃダメ。

・本名がかっこいい
丹羽 卓也(にわ たくや)

・カリスマ
信者もアンチも大量にいて仕事も順調で大人気。これぞ真のカリスマ。


パチスロやめた

 突然ですが。ここでついに私がパチスロから離脱します。ART機面白くないです。もう打ちません。これからは年に一回ぐらい5スロを打つか打たないか。

旋風の用心棒 胡蝶の記憶

2011年07月 ロデオ 5号機 A+ART

・これを最後に打って終わり
新台初日に行ったら空いてた。でも負けた。そこからパチ屋に行かなくなった

ゼロボーナス登場

 さて。パチ屋にライターが来店するようになりました。雑誌でしか見たことがなかったけど実物を見るとイケメンとカワイ子ちゃんが多いです。パチスロってどっちかというと不良の遊びなのでイケてるメンツが多いです。

 でもそんな平和な時代も長くは続きません。ついに5号機の魔王降臨です。4号機を終わらせたストック魔王は勇者が倒しましたが。あれから6年。5号機を終わらせる魔王がついに眠りから覚めたのです。カワイ子ちゃんを動画で見るために。

 その名も『ゼロボーナス』。通称『ゼロボ』。ホントに魔王っぽい名前で怖い。ゼロボーナスとは増えないボーナスの事です。ボーナスを消化して純増0枚です。意味不明。やってることが悪魔じみてる。こんなん5号機終わるわ。

 このゼロボーナスですが。説明すると結構大変です。しますけど。じゃあ言うなよ。簡単に言うと『無駄な時間』です。ゼロボーナス消化中はメダルの増減がない区間です。2枚掛けで払い出し2枚の2種役物です。一ゲーム無駄な時間かな。分からん。

 それで5号機でAT機を作るとすると、検定マシンが通常時も子役を全部取ってしまうので、1G+0.6枚が限界です。しかし無駄な時間を頻繁に入れることで無駄じゃない区間の純増を増やすことが出来ます。統計で+0.6枚なら検定に通ります。

 さらにそのゼロボーナスを打ち手は揃えません。ボーナスが成立しているのに一日中わざとはずし続けます。でも検定マシンは成立ゲームでボーナス即揃えです。無駄な時間を過ごすのは検定マシンだけです。よって打ち手のみ純増が0.6枚を超えます。また規定の裏をかきました。

 これでなんと。+3.0枚まで行きます。一気に増えた。こんなの2万枚出ちゃう。と言いたいところですが。流行るのは来年です。最初はゼロボをはずすのが大変なのであんまり打ちたくないです。

エージェントクライシス

2011年10月 エレコ 5号機 ART

・業界初ゼロボーナス
毎ゲームはずす必要あり 揃える人続出

・ART純増3枚

・知らない
もうやめた後


疑似ボーナス

 さて。ARTの純増が増えました。しかしここで突然『もうボーナスなんて要らないっ!』って社長が言い出しました。不景気なので。社員にボーナスを払う余裕がありません。

 ということで。いつから始まったのか分かりませんが『疑似ボーナス』の誕生です。というか2010年頃にはもうありました。まぁ流行るのはここからです。

 例えば。疑似ビッグはビッグじゃなくてARTなんですが液晶がビッグボーナスになります。40ゲームで終了のARTがビッグです。

 そして疑似ボーナス終了後にARTに入ったりします。疑似ボーナスもARTなんですけど。そんなの関係ねえ。しかし。ARTは上乗せしまくるARTです。40ゲームじゃ終わりませんぜ。

 そしてART中に疑似ボーナスが当たったりします。疑似ボーナスもARTなんですけど。そんなの関係ねえ。とにかく。一旦40ゲームの疑似ボーナスARTに入ってまたARTに戻ってきます。

 『これの何がいいのか?』と申し上げますと。疑似ボーナスだとモード管理が出来ます。完全確率じゃないボーナスが再現できます。サブ基盤でナビを出すだけなのでレバーオンで何かの役を引かなくてもボーナスに出来ます。

 スロッターは完全確率じゃないボーナスが大好きなので人気が出ることうけあい。

 ちなみに。このあと『疑似ボーナス』のことを『ボーナス』と呼んで、『ボーナス』の事を『リアルボーナス』と呼ぶようになります。立場逆転です。俗に言う『パンダ現象』です。

 もともとレッサーパンダがパンダだったのに、ジャイアントパンダが発見されたことで、ジャイアントパンダがパンダになり、パンダがレッサーパンダになりました。

押忍!番長2

2011年10月 大都技研 5号機 ART

・この時期の完成度が凄い名機
知らない

・いつでも7揃い
7揃いがただのリプレイ。狙えば揃う

・疑似ボーナス中に7揃い高確率


いつでも7揃い

 さて。もうボーナスは要らない。これからは疑似ボーナスだ。と社長がほざいたところまで理解できました。

 しかしながら。疑似ボーナスはサブ基盤でナビを出すだけなので、レバーオンで何かの役を引いているわけではありません。何も引かずに突然ボーナスです。

 つまり。疑似ビッグが当たっても7が成立していません。要はリールで7が揃いません。いつもの出目で『ビッグボーナス!』です。でもそんなの寂しいじゃないですか。ビッグと言われたからには7を揃えたいです。

 だから揃えられるようにしました。『いつでも』は無理ですが『準備中を経て数ゲーム以内』なら可能です。その方法とは『7揃いの特殊リプレイ』です。

 普段から、もしくは特殊なRT中に、7揃いの特殊リプレイを高確率で抽選しておきます。1/10ぐらいでしょうか。さらに逆押ししないと揃わないようにしておきます。知らないと揃いません。知ってたら揃え放題です。揃ったところでただのリプレイです。

 そして。ボーナス準備中に7揃いの特殊リプレイが成立したら、逆押しナビを出しで、7が揃ってビッグです。目押しをミスったら普通のリプレイが揃ってやっぱりビッグです。リプレイが揃うだけのただの演出です。

・7揃い高確率

 さて。いつでも7揃いが可能になりました。しかしどうしたものか。というのも。『ビッグ中に7揃いでART突入』というフラグをどうしよう。高確率で揃っちゃう。

 まぁナビを出さなきゃいいんですけどね。ビッグ中は1/100ぐらいで揃うようにナビを出したり出さなかったりすればいいです。ナビなしで揃えても無効です。

 そして閃きました。だったらそれも連荘させちゃおうぜ。ビッグ中の7揃いは常に1/100ではなくて高低のモードを付けよう。

 ということで。ビッグ中に『7揃いの高確率モード』が出来ました。高確率中はレバーに気合が入ります。だって当たりやすいからね。まぁ新しい演出です。

 ちなみに。この『7揃い高確率』はもっと前からありました。リアルビッグでもナビの確率で高低差を設けている機種がありました。2009年にはありました。流行るのは疑似ボーナスからです。

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