小説の三人称視点のタブーをやりまくりだった。先に教えといて

小説を読もう ライター計画
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 さて。初めての小説でいろいろとつまづいておりますが。またもや問題発生です。この社会はどうしても私の邪魔をしたいようです。

 小説の書き方をちょこちょこ調べながら書いているわけですが。30000文字以上書いた時点でやっちゃいけないことをやっていることが判明しました。もう書き直せない。ひどいや。

三人称視点のタブー

  ということでまとめておきます。問題点を洗い出し、反省するのが出来る男の条件だ。

登場人物の心が読めてはダメ

 三人称視点はいわゆる「神の視点」と呼ぶらしいですが。どうやら小説の中では条件付きの神様でした。階級が低いです。登場人物の心理状況が分かってはダメなようです。

 『ケイトは嫌な気持ちになった』はNG

 『ケイトは渋い顔をした』のように表面しか分かっちゃいけないんだってさ。

 それで問題は。私が書いてる途中の小説だと、神様が読心術を完璧にマスターしています。全て把握してしっかり説明しています。書き直すの無理。先に教えといて。

視点の変更をしてはダメ

 これね。昔からやってる私の文章の特徴なんですよね。

 『ケイトは急いで逃げました。だって捕まりたくないもん。しかし男が逃がすわけがない』

 こういうふうに。話を盛り上げるアクセントで視点変更の一文をつい入れちゃうんですよ。面白いと思ってやっています。

 これダメだって。すでに大量に書きまくってます。書き直すの無理。先に教えといて。

説明しすぎ

 これは実は最初から分かっていました。書きながら『なんか小説っぽくないな』とは思っていました。

 『ケイトはポケットからペンダントを取り出しました。誕生日に父親から買ってもらった大事な一品です。ホントはハーレーが欲しかったのですが高いから断られました。そんなのボーナス一回分でも買えません。

 それはさておき。そのペンダントですが。金メッキです。電流が流れやすくてイオンになりにくい』

 みたいなヤツですけど。これも話を盛り上げるアクセントです。面白いと思ってやっています。『何の話してんの?』というツッコミが欲しくて書いています。

 それで。『なんか小説っぽくないな』と気づきつつ。『でもやっちゃいけないことはないだろう』と思っていたら。ダメだって。すでに大量に書きまくってます。書き直すの無理。先に教えといて。

 小説ってルール多すぎ。自由がない。

『なるほど』って感じがしない

 それで。タブーは分かりました。ダメな事を意地貼って続ける気はありません。でも今回は許して。もうだいぶ書いています。ここから書き直すぐらいなら終わらせます。次から従います。

 それより思ったのが。こういう小説のタブーを聞いて。『なるほど』って感じがしません。

 要は『混乱を招いて分かりにくい』『いらない文章が長くなって面白くない』という結論に結び付くのだと思われますが。『そうかなぁ……?』って感じ。書き方次第じゃね。

 でも逆らうべきではない。ルールに従うと小説がつまんなくなるわけじゃないので。そのルールで面白いのを書けばいいだけ。

もう書籍化はない

 とにかく。一作目はこのまま続けます。完結させた実績が今後の糧になると思われるので。書き直してはいけないと信じています。

 それより『もう書籍化はないな……』と思うと悲しいです。基本的にこういうタブーは評価対象です。出版社から絶対声はかからないよ。

 だって漫才のM-1でさえ単純に面白いのが優勝じゃないです。技術を細かく審査されています。終わり。

次回

まだ

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