【フリーゲームコラム 第5回】コメディー要素アリのホラーゲームが一番ボロクソに酷評されます

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 前回、一番酷評されそうなフリーゲームの話をしましたが。それは私の創作フィクションでした。わざと悪く書きました。信じてはいけない都市伝説です。こういうのを真に受ける人がネズミバーガーを流行らせます。

 なので今回はノンフィクションをやります。それで前回少し触れましたが。一番酷評されそうなフリーゲームとはズバリ『コメディー要素アリのホラーゲーム』です。

 それで。勘のいい人は気づいていると思いますが。これって実は私のゲームです。私のゲームは全部『コメディー要素アリのホラーゲーム』です。つまり自虐ネタです。自分を犠牲にして話を盛り上げるジョークです。なかなか出来ない事だよ。偉いと思う。

 それで。よく考えたら『コメディー要素アリのホラーゲーム』が酷評されるのが理にかなっている気がしてきたので、今回はこの仮説の妥当性を検証しようと思います。俗に言う『嘘から出た誠』ってやつです。

ホラーゲームをやると口が悪くなる

 まず。ホラーゲームをやると『クソッ!』って言われます。だって怖いから。追いかけっこがシビアで死にまくると『つまんねーよ!』って言われます。だって難しいアクションをやりたかったわけじゃないから。

 謎解きが難しいと『これ分かるヤツいるか?』って言われます。だって自分の頭の悪さを認めたくないから。こちとらホラーでビビりたいだけだったのに。

 ホラーゲームはゲスいキャラクターも登場します。するとプレイヤーは不快な気持ちになります。『こいつゲスじゃん・・・』って言います。『このクソビッチ許さねえ!』って言います。

 それを重ねることによってホラーゲームをやるとドンドン口が悪くなっていきます。その雰囲気にのまれてゲームの悪口がポロっと出ることもあるでしょう。赤文字が見にくくて『赤文字読めねーよ!』みたいな。黒背景の赤文字は読めない人結構います。気持ち多めに赤を薄くしたほがいいです。

ギャグがスベるとボロクソ言われる

 実況者が『このゲーム面白くない』は簡単に言いません。さすがの私も名指しでこの一言はまだ言ったことがないです。こんなの聞かされたらファンもドン引きです。何様だよ。これだけは言わないであげて。

 しかしながら『今のギャグさぶっ!』は簡単に言われます。それはツッコミなのでしょうがないです。さぶい箇所はツッコミを入れて笑いに変えるのが腕のある実況者です。

 そして。ギャグって。相当面白い人でも半分もウケないのが現実です。野球と同じく4割打者は存在しません。プロの芸人のネタもよく見たら半分ウケていません。3割の人が笑うボケの連続でたまにホームランです。

 ちなみに高校野球なら7割打者がいます。それと同じく高校でクラスメートにギャグが7割ウケる人はいます。でもプロになると2割5分です。『俺は7割ウケる』と思ってユーチューバーを始めたら2割5分しかウケません。仲間内で7割ウケる人が外の世界へ挑戦して2割5分ウケればプロ並みです。

 というわけなので。ギャグゲーを作ると、ところどころで『つまんねー』って言われます。

ホラーゲームにギャグを求めていない

 最初から『ギャグゲーをやろう!』と決めている人ならギャグが大好きなので笑う量も多いです。しかしながら『ホラーゲームをやろう!』と思っている人はギャグを求めていません。

 それでも面白ければウケますが『ギャグを求めていない人』の中には『ギャグで笑わない人』がいます。今のギャグの何が面白いか本気で分からないです。ギャグって理解するのに多少頭使うじゃないですか。その思考が苦手な人です。別に頭が悪いわけじゃありません。文系と理系みたいなもんです。

 なのでホラーゲームにギャグを入れてもウケが悪いです。その集団の需要に合わないことをやっています。でもそれでウケていればたいしたもんです。プロの芸人を目指してみてはどうでしょうか。フリーホラーゲームを作っている場合じゃないです。

 というわけなので。ホラーゲームにギャグを入れると『つまんねー』って言われる頻度が高いです。

ふざけている人にはふざけていい

 ギャグを作る人ってふざけてるじゃないですか。とってもファニーでキュートです。昔から『ふざけている空間ではふざけてもいい』という風潮があります。だからゲームがふざけるならこっちもふざけます。

 それでツッコミって基本的に言葉が荒いじゃないですか。作中キャラがボケたら『こいつバカだろ』って言ってもいいです。

 実況者が『ふざんけんなうるせーよ!』ってツッコんだ後に作者から『暴言やめてください』と言われたら『ええ・・・』ってなります。うせやろ。

 だからギャグゲーを作ると暴言を吐いて良い雰囲気になります。そもそも暴言も冗談の一種です。実況者も悪意を持って暴言を吐いているわけじゃないです。この雰囲気に合う面白ワードを選んでいるだけです。

 私のゲームは『バカゲー』とか『クソゲー』とかよく言われますが。実況者はそれを言ってもいい雰囲気を察してウケると思って言っています。ふざけた人が作ったゲームだからこっちもふざけていいです。面白い人はサービス精神もあるので気にしません。

『バカゲー』と『クソゲー』は言われると傷つきます

 ちなみに。私のゲームは『バカゲー』とか『クソゲー』とかよく言われますが。正直な気持ちを申し上げますと。心外です。私のゲームは『コメディー要素アリの本格ホラーミステリー』です。サービス精神などない。

 まず『クソゲー』ですが。クソゲーは『面白くないゲーム』と言う意味です。違う言葉にして欲しい。 あと私のゲームのメインは『本格ミステリー』なのでミステリー部分の評価を重視して欲しい。

 そして『バカゲー』ですが。バカゲーは『世界観の辻褄が合っていないゲーム』という意味です。私のゲームは辻褄合わせをしています。せめて『ギャグゲー』と言って欲しい。でもギャグゲーもホントは心外です。

 しかしながら『言われてもしょうがねーかな』って気はします。『言葉の正確な意味を指摘すること』ってあんまりウケません。放っておくのが一番みんなが幸せです。実況で傷ついたら自分のブログに愚痴を吐くから私の事は大丈夫です。どうぞ好きな事を言ってください。私のゲームはふざけていいゲームです。

 ちなみに。ブログやtwitterで嫌いなヤツの愚痴を吐く時は相手を特定できないようにしましょう。真偽は問わず悪評を広めると名誉棄損です。被害が出たら賠償金を請求されます。ゲームの紹介ページに『誹謗中傷禁止』って書いている人がそんなことしちゃダメです。

 作品一つの悪口ならただのレビューで済ませられますが、その人物を社会から排除する目的の悪口はダメです。それこそまさに誹謗中傷目的です。そんなの拡散したら誹謗中傷と名誉棄損です。愚痴はただの発散で終わってください。

 それで。それを見て『それオレの事だろ!』って向こうが名乗り出たら広めたのは向こうになります。自分で名誉棄損しています。賠償金の請求は自分あてにするのでしょうか。こちらに落ち度がなく悪評を広められる一番おいしいケースです。つまり対象の相手にだけ分かる書き方をすると上手です。

まとめます

  • ホラーゲームをやると口が悪くなる
  • ギャグがスベるとボロクソ言われる
  • ギャグは半分もウケない
  • ホラーゲームにギャグを求めていない
  • ギャグゲーはふざけてもいい雰囲気
  • ツッコミは言葉が荒い

 といった要素を全て兼ね備えている『コメディー要素アリのホラーゲーム』こそ最強だと言えるでしょう。今後もボロクソ言われるでしょうが酷評に負けずに頑張って。私がついています。

 どうしても許せない実況者がいたら私が代わりにボロクソ言ってあげてもいいですよ。引退まで追い込んであげます。嘘です。無理です。

 という仮説です。真相は知りません。結論を出すにはアンケート等の市場調査が必要です。終わり。

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