【フリーゲーム】夢を諦めなければいけない青年『ニア‐Near‐』をやった感想

ゲーム
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 今日は夕方から遠出して新台入れ替えのパチ屋を見てきました。遠出と言っても自転車で15分です。学生だったら毎日通う距離です。私もちょっと通ってみようかしら。

 ということで今回やったのはコレです。いつもの短編ノベルです。救いがない短編ノベルで定評のある作者さんのやつです。私はこの人のファンだからやってみます。

紹介ページ

感想

 紹介はリンクを貼ったからもういいとして感想を書きます。面白かったです。

ストーリー

 漫画家を目指す青年が夢をあきらめる話です。もういい年でプロにはなれないので頃合いです。自分に才能がないことも分かっています。そんな彼にも心の支えとなってくれるファンがいました。

 文章読むだけ短編ノベルです。『ファンが一人いるだけじゃ生活できない。キミ一人のために作家活動は続けられない』というメッセージのこもった作品です。このテーマを読んだ後に各自で考察するのがメインのゲームです。

 ということで。私も考察してみます。ネタバレを含むので最後に書きます。

ボリューム・難易度

 文章読むだけ10分です。でもその後考えることがあるのでボリュームはあなた次第。

考察します

 プロになりたいのなら『お金を稼ごう』という気持ちが重要です。昔からよく言われている格言ですが『自分がやりたいことだけをやるのはアマチュア、世間の需要を満たすのがプロ』です。

 お金が欲しいならまず媚びないと始まりません。プロは媚びた作品を作っても自分の個性を同時に出せます。それが才能です。だからお金がもらえます。プロとアマチュアはやはりレベルが違います。

 世の中のフリーゲームは全部、作者は『自分は面白い』と思っています。でも世間的には面白くないゲームの方が圧倒的に多いのが現実です。なぜならアマチュアが作っているから。お金がもらえるゲームを作りたいのならまず最初に媚びてください。人気のゲームをマネしてください。

 あとターゲットの絞り込みも重要です。この漫画家志望の主人公は救いがない話の漫画を描いているらしいですが、救いがない話に共感するのは人生が面白くない人です。そういう人はお金を持っていません。ターゲットの客層が最悪です。厳しいですがこれが現実です。

 稲中卓球部の古谷先生は、今でこそ救いがない話の漫画を描いていますが、最初はギャグマンガから始めているんですよ。ギャグマンガで人気を得てから本当にやりたかった救いのない話にシフトしています。

 でも稲中卓球部の頃から人生詰んでる可哀そうなキャラクターがたくさん登場します。ギャグマンガで世間に媚びながらやりたいこともちゃんと表現しています。これがプロです。終わり。

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