【フリーゲームコラム 第19回】全員が儲かっている状態が最大の利益が出る状態です

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 さて。前回からフリーゲームでお金を回そう作戦が始動しました。これからフリーゲームクリエーターの皆さんは各々の方法でお金を稼いでください。日本経済が破綻する前に。日本の未来はフリーゲームクリエーターの手にゆだねられました。

 ちなみに私は『投げ銭』と『ブログの集客』を狙っています。

 ブログの集客はブログに貼った広告収入につながります。フリーゲームを作って有名になればブログに人が集まります。最初からそれが一番の狙いです。私はゲーム制作よりも記事が書きたい人です。

 投げ銭はまだファンが少ないので動く気が起きません。でもそのうちやる予定なのでもうやってもいいかもしれない。そしてやり方をここに書けばマネして始める人もいるでしょう。これが俗に言う『リーダーシップ』です。

 『オレが最初にやってやる。みんな後から着いてこい!』これが正しいリーダーです。『あなたはこれをやりなさい。キミは余計な事をしないで!』と指示するだけの人はリーダーではありません。ただの嫌われ者です。

経済の話をします

 具体的なお金の稼ぎ方はまた今度お話しするとして。『お金を稼ぐ』となったら『個人事業主』となります。事業と始めるとしたら知っておきたいのが『経営学』と『経済学』です。

 あと『法律』と『会計』も学んでおきたいところ。まてまてちょっと最初から飛ばし過ぎ。そんないっぺんに勉強できる人いません。今回まずは経済から行きましょう。

 なぜなら。あれはまだ私が若いころ。新入社員の頃です。2回目ぐらいに会った社長から突然言われました。『経済の勉強をしなさい』と。私にはまだ普通の仕事を一人前にこなせる能力もないのに。

 経済よりプログラミングを覚えないと。エクセルやパワーポイントもまともに使えないので勉強しないといけません。どうしよう。社長の言う通りに経済の勉強をした方がいいのかな。

 ということでまずは経済の勉強をします。社長が新入社員に言うんだから間違いないです。社会人はエクセルより経済の知識のほうが大事だと社長が教えてくれました。

全員が儲かっている状態が最大の利益が出る状態

 ということで今回のテーマは『全員が儲かっている状態が最大の利益が出る状態です』という話です。

 誰かが『自分だけ得しよう』と考えた分だけ全体の利益が減ります。なぜなら『出し抜こうとする人に対抗するから』です。つまり争いが生まれます。それは余計な出費です。

 AさんとBさんが同じ商売をして100ずつ儲かっているとするじゃないですか。現時点でトータル200儲かっています。

 そこでAさんが市場を独占しようと思って値段を下げるとするじゃないですか。そしたらAさんの方が売れるじゃないですか。でも値段を下げた分利益が減るじゃないですか。だからAさん120でBさん60ぐらいになるわけですよ。トータルが180に減りました。でもAさんは利益が増えたのでやった甲斐があります。

 でもそんなのBさんゆるさねーかんな。対抗して同じ値段にします。すると同じ売り上げに戻ります。でも値段を下げた分利益が減るじゃないですか。だからAさん80でBさん80ぐらいになるわけですよ。トータルが160に減りました。

 つまりお互い最初の状態から利益が減りました。あの頃に戻りたい。

win-winというヤツほぼ詐欺師

 なので『自分だけ得しよう』は下策です。『全員儲かってる』が最強となります。これが取引の基本です。俗に言う『win-win』というヤツです。

 そして『win-win』という言葉を口に出すヤツはほぼ詐欺師です。なぜなら『言わなくてもいい』から。だって当たり前なので。『この料理は食べることが出来ます』と言っています。『この家には住むことが出来ます』と言っています。

 このセリフってメチャクチャ怪しいじゃないですか。なぜわざわざ当たり前のことを言ってるんだろうこの人。そんなこと言われたら『他の料理は食べることが出来ないんですか?』となります。

 あえて『win-win』を口に出す人は信用できません。経済学の知識が無いのかもしれない。『そんなの当たり前』って知らないのかもしれない。

 経済学の知識が無い人の話は信用できません。浅い理論で結論が早いことを言いそうです。信じてしまったら損をしそうです。

経済学の勉強をしてから起業してください

 要は経済学を知らずに起業してしまうと『自分だけ得しよう』という下策をとってしまうわけですよ。そしてみんなの利益が下がります。

 そして実際。この世の中は。経済学の勉強をしないで起業した人ばっかりです。今ネットで調べたところ、起業した会社は5年で60%倒産します。この倒産した会社の社長さんはどうせ経済学の知識が無いです。

 会社を作って勝手につぶれるのはいいですけど、こいつら多分、下策をやりまくっています。生き残るために『自分だけ得しよう』という下策をやりまくってみんなの利益を下げるだけ下げて倒産してます。迷惑だけかけて死んでいく害虫です。

 だからこれから収益を得ようと考えているフリーゲームクリエーターの皆さんはまず経済の勉強をしてください。これが私が新入社員の頃に社長から教えてもらったことです。

勝ちたいのは生物の本能です

 それで。『自分だけ得しよう』は下策ということですが。実はコレ。分かっていても止まりません。経済学の知識がないからやるわけではないのです。

 だって生物の本能だから。みんな勝ちたいです。勝算があったら攻めます。人間は生まれつき闘争本能をもっています。だから戦争は絶対なくなりません。兵器は進化して戦争はなくならないので最後は滅亡します。

 もしずる賢い作戦を思いついて『でも自分はやらない』と決めたとしても、誰かがやります。そしたら自分も対策しないといけません。何もしないで死んでやる義理はない。だったら思いついた人が先にやった方が得します。先にやった分だけ得します。それでいつか全員が損する日が来ると分かっていても。

 つまり人類の滅亡はもう決まっています。何年後かは分かりません。来年かもしれない。1000年後かもしれない。いつか分からないなら決まって無いも同然です。考えなくていいと思います。

市場拡大を目標にする

 それで。戦争はしょうがないということになりました。なのでこれからお金を稼ぎ始めるフリーゲームクリエーターたちには殺し合いをしてもらいます。ここまで決定です。

 と思った方もいらっしゃることでしょう。だからあなたはダメなんですよ。ハッキリ申し上げます。よくないことをやろうとしています。気づきませんか。割と常識的な話ですよ。それはズバリ。人殺しをしてはいけません。

 なぜなら人を殺すと『市場が縮小する』からです。フリーゲーム業界で儲けたいならフリーゲーム業界に関わる人間を減らしてはいけません。殺したら人が減ります。

 盛り上がっている市場に参入するのは商売の基本です。世の中には『スキマ産業』というものもありますがそれは難易度が高いので一旦忘れましょう。それで『売れている商品を自分も売る』のは簡単です。やれば普通に儲かります。

 だから『フリーゲーム業界を盛り上げる』という目標は絶対忘れないようにしましょう。人殺しはダメです。犯罪です。

ライバルにも人気が出たほうが得

 クリエーターの中には『他人のゲームが自分のゲームより人気が出ると悔しい』と思う方もいらっしゃることでしょう。その気持ちはあってもいいです。そしてそんなときは、もっと面白いゲームを作って勝てばいいです。

 人類の文明が発達したのは戦争をしたからです。兵器開発が一番スキルアップします。ゲームもインターネットももともと兵器です。だから戦うのはいいことです。兵器開発まではやってよし。

 でも『他人の足を引っ張って自分の人気を相対的に上げよう』という行為は悪手です。作品勝負以外の戦争はダメです。ライバルの人格否定はいけません。結果的に損をします。なぜなら市場が縮小するからです。

 誰かのフリーゲームの人気が爆発するとフリーゲームに興味がある人が増えます。そしてフリーゲーム業界に参入する人が増えます。プレイヤーが増えたら自分のゲームを遊ぶ人も増えます。よって他人のゲームに人気が出たら自分のゲームを遊ぶ人も増えます。

 嫌いな作者や実況者の評判を下げてフリーゲーム業界から追い出す行為は、同時にフリーゲームに興味がある人を減らす恐れがあります。だからやらないでください。みんな困ります。あなただけの問題じゃないです。悔しいからやっていいことじゃありません。

 つまり職場に嫌いな同僚がいたとしても攻撃してはいけません。仲間の足を引っ張るような嫌がらせをすると会社の利益が下がります。会社の利益を下げてまで恨みを晴らす社員は会社にいて欲しくないです。

 嫌いなヤツに仕返しをする前に『その行為は市場拡大につながるのか?』を常に考えながら仕返ししましょう。悪意を持って人格否定をするんじゃなくて、ネタにしてバカにして盛り上げてやりましょう。

嫌いな同僚がいる

 世の中には嫌いな同僚がいる人もいるでしょう。何を隠そう。私にだって今までの人生で嫌いな同僚ぐらいいました。なめんなよ。

 だからアドバイスしようと思います。私もカウンセラーのはしくれなので。資格などは持っていませんが。というか言ってみただけです。

 というか解決できません。私はカウンセラーではないので。マジで嫌いな同僚ってどうすりゃいいんだろうね。私は『話を流す』しかやったことがないから分かりません。でも『話を流せばいいよ』と言ってもみんな出来ないでしょ。

 私の大学の友達に、何を言っても否定から入るヤツがいまして、俗にいう『マウント取り』です。そいつに『いやそれは違う!』と言われて『あーいつものやつが始まった……』と思ったら『そうなんだへー』と言って流していたのでもう慣れています。

 だから私は社会に出て、なんでもケチをつける上司に絡まれても『そうかもしれませんね』と言い続けることができます。要は『会話をしていて面白くない人の話は聞かないクセ』がついています。無意識にやっています。

 私は無意識に出来るので簡単ですが、出来ない人は出来ません。どうすればいいんでしょうか。誰か教えて。

負けたから嫌いになる

 一番いい解決策は優秀になることです。結果を出して一目置かれることです。でもそんな人が嫌な上司に絡まれたりしないけどね。仕事ができないから怒られるのが当たり前の理由です。これで95%正解です。

 『誰かを嫌いになる』のは『負けたから』です。相手をしなければ負けません。対立しても勝てば悔しくないです。いい勝負をするならいいライバルです。でも『圧倒的に負けてしまって今後勝てる見込みがない』という実力差が判明してしまうと何もできずに悔しいだけです。

 それでも何か反撃がしたい。そうなったら相手を嫌いになるしかありません。今の僕たちに出来る小さな反抗です。それが嫌いな人がいる大抵の理由です。

 能力が低くて誰にも勝てない人ほど嫌いな人が多いです。最初から勝負をしない人は嫌いな人も少ないです。私の大学の友達の否定から入るヤツも私は嫌いじゃないです。大学時代は毎日一緒にパチ屋に行ってました。会話は面白くなくて流していたけど仲良しです。相手にしなければ嫌いになりません。

 つまり『勝てる自信があって仕掛けたのに負けた人』が相手を嫌いになります。実力がないのに自分の能力を過信した結果です。要は無能です。無能だから仕事ができません。

 だから『嫌いな同僚がいる』ということは『仕事ができない』ということです。悪いところが分かったので改善してください。相手のせいにしちゃダメです。今日から資格の勉強でもしてみてはどうでしょうか。

会社は辞めないで

 それで『嫌いな同僚がいる』ということは『仕事ができない』ということなので、会社を辞めてしまったら次の就職先がありません。なぜなら仕事ができない人だから。

 なんとか無能を隠してこの会社の内定が取れたのにそれを棒に振るなんてもったいない。一番就職しやすい新卒採用だから出来た技です。中途枠に挑戦したらもっと酷いことになります。次は全員からいじめられるかもしれません。

 つまり『嫌いな同僚がいる』ということは『限界突破した会社に入社できた』ということです。無能なのに就職できたのはとてもラッキーです。今のあなたは人生で最高地点にいます。『嫌味な上司が一人いる程度』で済むなんて平和なホワイト企業です。

 それで会社を辞めてしまってどうするんですか。もう一生ニートです。ニートになったら時間があるからフリーゲームでも作ろうかしら。フリーゲームでお金が稼げればなぁ。

 どうやら結論が出たようですね。『嫌いな同僚がいる』の解決策は『フリーゲームでお金が回る世の中にする』でした。これで仕事ができない無能を助けることができます。

 なぜならフリーゲームでお金が回るようになったら景気が回復するから。景気が回復すればこっちのもんです。企業に余裕ができます。仕事ができない無能も就職できます。自分の力じゃどうしようも出来ない無能を助けられるのはフリーゲームクリエーターだけです。

 だからきっとフリーゲームクリエーターが何とかしてくれる。その日まで会社は辞めずに堪えるのです。この若者の将来はフリーゲームクリエーターの手にゆだねられました。終わり。

 

 

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