【勝手に架空の悩み相談 第2回】夕飯のレシピが決まりません。何も作りたくないです。助けてください

悩み相談
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 今回ご相談いただいた架空の質問は『夕飯のレシピが決まりません。何も作りたくない』です。まさか料理の質問が来るとはね。ビックリしたでしょ。私もビックリです。

 とりあえず私に聞くような悩みじゃないです。出来れば人工知能やタイムマシンの質問をして欲しかった。でも答えます。ピザ取ればいいです。解決しました。

 でもさ。ピザってなんか高いよね。Mサイズが2000円です。1食2000円を勧めるのはちょっと無責任過ぎませんか。それより7時にスーパーで弁当を買えば390円が半額です。じゃあそれで。解決しました。

ピザ1人分1000円ぐらいです

 ネットで調べてみました。ネットだけが私の友達です。『ドミノ・ピザお一人様メニュー』がピザとサイドメニューで1199円でした。じゃあそれで。解決しました。

 と思った方もいらっしゃることでしょう。しかしちょっと待ってください。もう一度質問を読んでみましょう。『夕飯のレシピが決まりません。何も作りたくないです』

 これって。何も書いていませんが。おそらく主婦です。だって一人暮らしの夕飯メニューでそんなに悩みますか。普段から作ってないでしょ。ほぼコンビニ弁当でしょ。

 つまり欲しい夕食は『一人分』ではありません。核家族4人分です。つまりドミノ・ピザお一人様メニューでは解決しません。もう一度やり直しです。

ピザ4人分4000円

 ということでピザは4人分取ることになります。両親子供の核家族4人ならMサイズ2つで4000円です。サイドメニューを付けたら5000円です。

 この金額を聞いて今の気持ちを正直に申し上げますと。高いです。最初から贅沢しようと思って5000円ならいいです。しかしながら今回は『夕飯のレシピが決まりません』という状況になった場合に突然の5000円出費です。

 その状況は今後も頻繁に訪れます。ハッキリ言ってやめた方がいいでしょう。

この機会にレシピを覚える

 昔の人は言いました。『困った時が必要な時』だと。『夕飯のレシピが決まりません』ということは『新しいレシピを覚えなさい』ということです。今が立ち上がる時です。

 突然ですが。物心がついたのはいつですか。私は2歳ぐらいの時です。親が家を購入して引っ越ししてきた初日です。新しい家に行く車の中で自我に目覚めました。着いた場所に今日から住みます。

 引っ越ししてきた最初の年の夏に近所の川でホタルを見ました。小さな光がたくさんボワッてなって動いていました。

 次の年からホタルは出なくなりました。ホタルはきれいな川にしか生息しません。つまり一年で川が汚れて絶滅しました。私はギリギリでホタルの観測に間に合ったのです。物心が付く時期があと数か月遅れていたら一生ホタルを見ることはなかったでしょう。

危険を感じたときに記憶が始まる

 でもそんなことはどうでもいいです。それで。物心が付く時期は人それぞれで、危険を感じたときに記憶が始まるらしいです。『危険なことは覚えないといけない!』という生物の本能です。

 しかしながら。親に聞くところによると。私は引っ越しのちょっと前に死にかけているらしいです。『身代わり人形を川に流したことがある』と母親が言っていました。

 しかしその時期に記憶が始まっていない。本当の危険はそれではなかった。本当の危険はホタル観賞の有効期限でした。私の生物としての本能がホタル観賞を間に合わせました。

 でもそんなことはどうでもいいです。問題は夕飯のレシピです。それで『危険を感じたときに記憶が始まる』わけですが。『夕飯のレシピが決まりません。だからピザをとります。5000円です』これは危険なことです。

 だから新しいレシピを覚えよう。これで危機を回避する。記憶が始まります。これは生物の本能です。この行動が出来ない人は生物とは言えません。ロボットです。

生物の定義

 夕飯のレシピは私に聞くことじゃないので一旦置いておきます。代わりに『生物の定義』の話をします。実は今まで黙っていましたが『生物の定義』は確立されています。下記の3つです。

  • 外界と膜で仕切られている
  • 代謝(物質やエネルギーの流れ)を行う
  • 自分の複製を作る

 つまり自分のコピーを作れるロボットは生物です。『膜で仕切られている』はそういうふうにボディを作れば余裕でクリアです。エネルギーの流れは電気でオッケーです。あとは自分と同じロボットを作れる動きをプログラムして完成です。

ロボットは生物ではありません

 しかしロボットは生物ではありません。どんなに生物っぽいロボットを作っても生物にはなりません。理由は分かりません。だから逆算します。

 おそらく『自分の複製を作るのがロボットには無理』これが答えだと思います。なぜなら他の2つの条件が簡単だからです。出来ないとしたらこれしかないです。

 材料の調達が無理なんじゃないでしょうか。用意された材料で複製を作るところまではプログラムできますが『材料がなくなる、もしくは材料がなくなりそうになる』という状況を事前に予測して『新しい材料を探す、材料を節約する』という部分がプログラムできません。かなり高度な人工知能が必要です。

人工知能が作れない

 昔2チャンネルで人工知能の研究をしている助教授さんがスレを立てたときに話をチョロっと聞いたことがあります。その人が言うには英語と中国語ペラペラらしいです。

 そして『人工知能はまだ何にも出来ていない』と言っていました。日本語で。

 最近はスマホがしゃべったり自動で映画のレビューをしたりするAIがありますが、アレって人工知能でもなんでもないってさ。人間のような思考は一切やっていないって。

 つまり人工知能は作れません。人工知能はきっと永遠に作れないんだと思います。だって出来るならもう出来ていてもよさそうじゃないですか。

 例えば『タイムマシンの作り方』の理論はすでに確立しています。アインシュタインが100年前に時間移動をする方法を発見しました。でも作れません。理論上実現不可能です。

 それと一緒で人工知能も理論上実現不可能なんじゃないでしょうか。厳密に言うと『生物レベルの人工知能は実現不可。便利機能としてはまだまだイケる』って感じです。

レシピを覚える

 人工知能の話は半分私の推測なのでこれくらいにしておきます。それより問題は今夜のメニューです。『新しいレシピを覚える』まで決まりましたが、覚えるメニューがまだ何にも決まっていない。無駄話をしている時間なんかないです。子供が帰ってきちゃう。

 しかしながら。私にメニューを聞かれたって困るのも事実です。でも答えます。具体的なメニューは言えませんが大雑把な話ならできるのでやります。

缶詰を使ったメニュー

 今から新しいレシピを覚えるわけですが、それと同時に買い物に行かないといけないじゃないですか。もともとやる気がなかったのにめんどくさいことが一つ増えます。

 そんなあなたに朗報です。こういうときのために缶詰を保管しておけばいいです。缶詰は長持ちします。缶詰の賞味期限は無いも同然ですが一応2年ぐらいです。安売りがあったらたくさん買っておきましょう。2年あれば余裕で食えます。

 そしてメニューが決まらない日に缶詰を使ったレシピをネットで検索して作るのはどうでしょうか。おすすめはサバの味噌煮です。キャベツと炒めて回鍋肉っぽくしてもいいしパスタにしてもいいです。

冷凍食品をいろいろ試す

 子供がいるならお弁当も毎日作らないといけないじゃないですか。しかし朝から何品も作れません。そこで現代社会では世の中のお弁当のおかずの8割は冷凍食品となっています。

 これを機会に冷凍食品の試食会でもやってみてはどうでしょうか。冷凍食品はおいしくないやつからプロ並みの味まで割とピンキリです。おいしいやつを探してみましょう。ピザをとるより安いし今後の役に立ちます。

 冷凍餃子を3種類ぐらい買ってきて全部焼いて食べ比べなんてどうでしょう。冷凍餃子は安いやつを買うとおいしくないのあります。試食せずに子供の弁当のおかずにするとかわいそうです。

 しかしシュウマイはあんまりハズレがないです。安いシュウマイはねらい目です。

高い食材を買ってくる

 『ピザをとるより安い』という考え方で行くのなら、ここは思い切って高い食材を買ってくるのはどうでしょうか。車エビとか。頭付きの鯛とか。

 もともとやる気がなかったけどおいしいものが食べられるならちょっとやる気が出ます。どうせあなたの事だから、鯛めしなんか作ったことないでしょう。作ってみましょうよ。鯛めしを作った経験がいつか役に立ちます。

 あとはモツ鍋とかどうでしょう。家で作ったことないでしょ。作ってみましょうよ。高そうなモツを買ってきても上カルビより安いです。

 具はモツとニラと豆腐とキャベツでいいのかな。スープはだしと酒とニンニクと唐辛子と醤油でいいのかな。しめはチャンポン麺がいいと思います。

 もつ鍋はあぶらが凄く出るから気を付けて。煮込みすぎないで食べたほうがいいです。スープを捨てると流しがあぶらまみれになります。水道管にあぶらがたまるかもしれません。みんなでスープまで全部飲もう。終わり。

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