【フリーゲームコラム 第26回】神は信者と対話をしてはいけない 

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 さて。フリーゲームクリエーターは教祖となる作戦が進行しております。それで前回『祭壇を作って神の声を信者に届けなさい』と言われました。具体的に言うと動画配信です。

 でもそれは結局おっちゃぴーでした。おふざけです。こっちは真面目に神になろうとしているのに。こんなに茶化されるなんて腹立たしい。

 しかし私に言わせると、真面目に神になろうとしているのならバカにされて当然です。それが真実だとしても口に出していけないと思います。バカみたいな野望は実現するまで自分の胸の中だけにしまっておいてください。

 と思った方もいらっしゃることでしょう。気持ちはわかります。しかしながら。今回ばかりは私はバカの味方です。神になりたいなんて素敵じゃないですか。夢は大きい方がいい。

夢は大きい方がいい

 また難しいテーマが来ました。これって結局どうなんだろうね。目標が大きい方が成長しそうだけど、かなわない夢を追いかけて時間を無駄にするリスクもあります。

 まぁ格言とはそういうものです。絶対あっているわけではありません。あらゆる格言にはメリットもデメリットもベヘリットもあります。すべての格言を鵜呑みにしてはいけません。

 確かにそうかもしれん。こいつは一本とられたね。と言いたいところですが。ここで問題なのが『ベヘリット』です。別名『覇王の卵』です。ベヘリットの持ち主は覇王になれます。意味が分からない人は置いていきます。ネットで調べてから続きを読んでください。

 それで。メリットとデメリットまでは分かります。しかしまさかベヘリットまであるとはね。作者はもういないのに。ベルセルクは未完の名作です。平成の火の鳥です。

 しかしながら。『覇王になる』って大きな夢じゃないですか。大きな夢にベヘリットがあるのはよく考えたら当然です。そんな不思議なことではない。

 そしてベヘリットで夢をかなえるためには最愛の人物を生贄にする必要があります。大きなデメリットです。そこまでして夢を叶えたいですか。ここが悩みどころ。難しいテーマです。

自分の夢を実現するのために誰かを犠牲にする

 これって結局どうなんだろうね。広義で言うと一位になるためにはライバルを倒さないといけないので全員やっています。狭義でいうと強盗です。犯罪だからやっちゃダメです。

 だから広義なら良しとしましょう。だって答えが分かりません。こんなの気にしたら宗教なんてできません。だって神様なんかいないじゃないですか。

 いない神様を信じさせてお金を巻き上げるのが宗教です。この事実は信者に知られてはいけません。だから隠します。都合の悪い話は一切しません。質問されても無視です。

 つまり神は信者の質問に答えてはいけません。神と信者は対話が出来てはいけないのです。実際に仏教やキリスト教に入信しても神と対話は出来ません。

神と信者は対話が出来ない

 思い切って根本的なことをいうと神は存在しないから対話が出来ません。でもその事実は隠すので今回は違う理由を考えます。神が存在すること前提で話をする必要があります。

 そしてその『神と信者は対話が出来ない』という都合の悪い状況を逆に利用してやります。なぜ神と対話が出来ないのか。それは神が大きな存在だからです。

神は大きな存在

 神と人間には大きな壁があります。聖闘士星矢を読めばわかります。聖闘士は神に勝てません。ポセイドンもハーデスも星矢には勝てませんでした。余裕でナメきっている神になんとか一撃食らわせて隙を作ったのが限界です。

 神は凄いです。神である我々フリーゲームクリエーターはお前らのようなただゲームをやるだけの人間たちとは住む世界が違います。同じ空気が吸えると思うなよ。

 それくらい自分を大きく見せたほうが神の存在を信じさせやすいです。『コイツ神とか言ってるけど結局俺と変わんないじゃん』と思われたら宗教は終わりです。神は必ず信者の圧倒的上に立つべきです。

 簡単に対話が出来たら実は何者でもない同じ人間であることがバレます。目の前で奇跡を起こせと言われても出来ません。だから対話をしてはいけません。神は動画にコメントが来ても返信しません。『いいね』を押して終わりです。

 さらに神には信者一人一人と対話をしている暇がありません。世界の創造や破壊神の封印などで忙しいです。一人と対話をしている間に世界が滅びてしまいます。

 でもそんなの悲しいじゃないですか。我々は救いを求めて入信したのに。お布施を毎月払っているのに。神様は結局何もしてくれなかった。騙された。金返せ。

信者にランクをつける

 だから何とかしましょう。お金は返したくないし。こうなったら神の奇跡を見せてやります。神は屁理屈で何でも信者を納得させることが出来ます。その屁理屈とはズバリ『信者のランク付け』です。

 神はゲーム作成やブログ執筆や動画撮影などで忙しくて信者全員の相手をする暇がありませんが、一日一人ぐらいなら実は余裕です。もっというと、ホントは毎日5時間テレビを観るぐらいの余裕があります。

 だからファンサービスも出来ますが全員は無理です。無作為に選ぶわけにはいかない。入信した順番に選んだら最後の人と対話をする前に寿命が来ます。

 そこで考慮するのが『貢献度』です。お布施の合計金額が多い人から相手をします。これなら全員にチャンスがあります。俗にいう『アイドル商法』です。

アイドル商法

 『アイドル』とはそもそも『偶像』という意味です。神の形をかたどった偶像を想像で作って、存在しない神の存在を信者に見せて、不信感を一瞬取り除いて時間稼ぎをするのが目的で作られた言葉です。

 それは置いておいて。CDを買ってライブに来てグッズを購入した信者とだけ握手が出来るようにしたのがアイドル商法です。人より多くお金を使えば握手が出来ます。

 それで成功したのが何を隠そう『AKB48』です。AKB48のコンセプトは『会いに行けるアイドル』です。会いに行く道が現実的に確立されていることにより会いに行く信者が増えました。

 あんまりこういう事を言ってはいけませんがAKB48は『かわいい』と褒められることがあまりないです。実はそれを最初から狙っています。秋元のやっさんはアイドル並みのカワイコちゃんじゃなくて現実的な上位のカワイコちゃんを集めています。

 それにより現実性はさらに増します。大きすぎる夢はかないませんがAKB48に会いに行くことは可能です。AKB48なら夢はかなうのです。

 だから信者にランク付けをしましょう。金を払わないやつには冷たい態度をとりましょう。AKB48のように。

神のほうからから信者に話しかけてはいけない

 ということで結局、神と信者は対話をしてもいいです。AKB48を見習いましょう。あの子たちは見た目より中身で勝ち上がった戦士です。彼女たちの栄光を否定してはいけない。

 そして、やっていいのはアイドル商法だけです。こちらから気まぐれで話しかけてはいけません。実況動画やレビューブログを観て作者コメントをしてはいけません。

 なぜなら邪魔だからです。神の作品を信者たちが楽しんでいるところに神がやってきたら気を使います。もう楽しめません。

 喫煙所で同僚と楽しくしゃべっているところに社長が来たら邪魔です。仲間内の飲み会に社長が付いてきたら邪魔です。もう楽しめません。それと一緒です。会社の愚痴が言えなくなります。

 神が信者に話しかけると最悪嫌われる恐れがあります。『作者が降臨したらめんどくさいからこの人のゲームを実況するのはやめよう』と警戒される可能性があります。

 でも単純に盛り上がる場合もあります。だから呼ばれたら考えてあげてください。こっちから顔を出してはいけません。邪魔です。でも来てほしい人もいるので空気を読んで判断してください。

神に人権はない

 さて。作者が実況の生放送にゲリラで登場するのは邪魔だから禁止されました。しかしながら。そんなのオレの知ったことじゃない。だって面白そうだから。あえて気まずい空気にしてやるのが生きがいです。

 と思った方もいらっしゃることでしょう。性格悪いと思います。でも犯罪じゃないから止めません。一度きりの人生です。他人を犠牲にしてでも好きなことをやって生きていくのが覇王です。

 だから覇王であるクリエーターには当然の権利です。犯罪じゃないならやってもいいです。嫌われてしまう恐れがあるだけです。私はもともと嫌われ者だから関係ないです。

 と思った方もいらっしゃることでしょう。だからあなたはダメなんですよ。だってあなたは神ですよ。神に人権があるわけないじゃないですか。人権は人間の権利です。神は対象外です。

 だから神は好きなことをやってはいけません。迷える子羊どもを楽園に導くのが神です。自分のための行動をしてはいけません。人間界に出しゃばらないでさっさと新作を作ってください。

実はエゴサーチしていません

 突然ですがここで衝撃の事実を発表します。私はゲームのエゴサーチはしますがブログのエゴサーチはしません。実は10年前から決めています。

 なぜなら作者の反応を見るとめんどくさいからです。昔やってたブログでとある作品のレビューを書いたときに作者が喜んでいるのを見たのがきっかけです。メチャクチャはしゃいでいてドン引きです。

 私は作者を喜ばせようと思ってレビューをしていません。こんなに反応されると気を使わないといけなくなるじゃないですか。だって次の作品が面白くなかったら普通にボロクソ書きますよ。でもこんなに反応する人にボロクソ言えない。そんな余計なことを考えたくないです。

 だから私はレビューしたゲームの作者の反応は見ないことにしています。見てしまうと今後の文体に影響が出ます。気を使い始めるとつまんなくなります。

 実際に、すべてのゲームを絶賛している人のレビューはあんまり面白くないです。作者は面白いでしょうが、参考にする読者は面白くないです。だって悪いところは絶対あるから。シンプルに嘘をつかれています。もうこのサイトは信用しません。

 だから私はブログのエゴサーチはしないことにしています。私は嘘をつくのが一番嫌いだからです。ちなみに予想を言うと、メチャクチャ喜んでいる作者さんはきっといるでしょうね。だってすべてのゲームを絶賛しまくっているから。

コミュ障だから会話が出来ない

 さて。冗談はこれくらいにしておきましょうか。ここまではただのおちゃっぴーです。ここから本番です。今までの話は全部忘れてください。

 だって神と信者が対話できないホント理由は『クリエーターはコミュ障だから』です。ホントです。昔から『友達が出来ない人が漫画家になる』と言われています。

友達が出来ない人が漫画家になる

 漫画家というのは子供の頃に友達がいなくて家で一人遊びをしていた人の中で絵と発想の才能がある人がなります。暇だから漫画を描いてみたら描けちゃった人です。

 友達がいる人に漫画を描く暇などありません。コミュニケーション能力が欠乏していることにより発見された偶然の産物が漫画家の才能です。

 そして彼らは友達が出来ないことにより社会を呪っています。だから救いがない話が作れます。暴力表現もグロテスク描写もアリです。まともな人間じゃありません。

 だから面白いのです。まともな人間じゃないから予想外の展開が書けます。普通に楽しく学生生活を送っていたら漫画家なんてなれません。

 それはフリーゲームクリエーターも同じです。フリーゲームクリエーターはまともな職に就いていない人たちで大半を占めています。ニート多めです。つまりフリーゲームは社会のゴミが作ります。信者はゴミを崇拝しています。

 実は信者のほうが社会的地位は高いです。金銭的な余裕があるから他人に支援が出来ます。そんな優秀な方々が人生負け組のフリーゲームクリエーターをあがめてお布施を払っているのが現状です。

 これは我々フリーゲームクリエーターが出来る社会に対する報復戦争です。オレを底辺に追い込んだ社会に復讐です。フリーゲームを作る才能を採用条件に入れてくれたらオレもエリート社員だったのに。社会が悪い。

ファンと交流している人はゲームを作る才能がない

 そんな社会不適合者のクリエーターが信者と交流できるわけがありません。コミュ障だから知らない人が目の前にいると固まります。

 twitterにファンからダイレクトメッセージが来たら一週間胃が痛いです。返信したほうがいいとは思うけど勇気が出ません。結局返信せずに無視しますが嫌われたんじゃないかと思ってさらに一週間胃が痛いです。

 そんな人が作るから面白いのです。まともな人間じゃないから予想外の展開が作れます。ダイレクトメッセージに余裕で返信できるようなまともな人間にはリアルクズの心情は描けません。

 もし作者がまともな人間だったら、最後に主人公が悪に寝返るシーンで無理やりすぎてキャラ崩壊します。ホントのクズの心情をまるで分っていない。

 だからまともな人間は実況やレビューでもしていてください。フリーゲーム制作はあなたたちようなまともな人間が出来るほど甘くないです。フリーゲームクリエーターは神に選ばれた勇者なのです。

 参加したいならクズに生まれ変わって来世で挑戦してください。友達も就職も出来ずに社会を呪うところから始めてください。言ってることヒドすぎ。なんかあったのかこの人。終わり。

次回

次回はあるのか?

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