【フリーゲーム】哲学が難しい理由は苦手な人がやっているからです『哲学は易しくできないか』をやった感想

ゲーム
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 今日はお昼にお好み焼きとご飯を食べました。そして夜もお好み焼きとご飯を食べました。厳密にいうと昼は自作で夜は冷凍です。もっというと夜は納豆ご飯です。

 ということで今回やったのはこれです。いつもの会話ノベル風にした書籍の要約です。シリーズ第一弾のようです。流行るといいですね。この作者さんの話は割と好きなのでやります。

あらすじ

 哲学が難しい理由を先生から聞く話しです。はたして解決するでしょうか。

ゲーム性・感想

 読むだけコラムです。ストーリーはないです。教科書に近いです。勉強が好きな人は楽しめると思います。あとはネタバレ上等で感想を書きます。

 まず保険かけすぎだと思います。『本編の内容は、絶対に鵜呑みにせず、何かの論拠等に使用しないようご注意下さい』みたいなことを強く言いすぎ。みんなが感想が書けなくなっちゃうよ。『鵜呑みにして問題が起きても責任取りません。自己責任で好き勝手言ってください』ぐらいにしてほしい。

 ということで。自己責任で好き勝手書きます。だってこのままじゃゲームの内容に触れられないじゃないですか。なので代わりに『哲学は易しくできないか』についてのボクの持論を書きます。ボクの哲学を聞いてください。ゲームのレビューは終わりました。内容は鵜呑みにしてもしなくてもどっちでもいいです。私はあなたがどうなろうと知りません。

 それで。このゲームを読んでいてボクが思ったのは『正論の説明長すぎ』です。結論から言ってそのあと理由を説明をしてもらえるんですが、最初に聞いた結論だけで意味が分かります。

 そのあと『つまりこういうことですね?』『そうだ。だからこうなのだ!』と長いやりとりをしますが、そこに新しい情報がありません。難しいワードもたくさん使うので理解するのが大変です。でも理解したところで意味は最初から分かっています。

 哲学の難しいところはそういうところだと思います。要はこういう人ってなんかウザいです。ボクもコレよくやります。

哲学が難しい理由は苦手な人がやっているからです

 そもそも哲学が難しい理由は苦手な人がやっているからです。ボクもどっちかというと理論展開するタイプなんですが、その理論は考えようと思って考えていません。結論と理由はほぼ同時に思いつく感じです。『まてよ…〇〇って✕✕じゃん……だから△△なんじゃね? でも□□の場合もあるから◇◇のときは◎◎だ!』って一気に降りてきます。

 それで。思いついたら言わずにいられないわけですよ。だから何かを主張するときに理論が長々出てくるんですよ。その長い理論は最初に一気に思いついているだけです。必死に悩んでないです。

 だから。まぁ本人に聞かないと分からない推測だけど。結論しか言わない人ってそもそも理由が思いついてないんじゃないかと思います。つまり自然に哲学ができないんですよ。彼の苦手分野です。

 例えばさ。サッカーボールでリフティングができる人って『初見で一発で出来た』ってよく言うんですよ。リフティングのコツを勉強して何日も練習して出来たわけじゃないんですよ。存在を知った瞬間マネしたら自然にできるんですよ。哲学もそうなんじゃないかな。ボク一人の知識と経験で言ってるので気になる人は統計をとってください。

 というふうに。理論を長々と書きましたが。最初に『哲学が難しい理由は苦手な人がやっているからです』という結論から新しい情報がないでしょ。意味は最初から分かってたでしょ。これが哲学の難しいところです。なのでここで一旦新しい情報を書きます。

哲学が得意だとディベートが弱くなる

 結論と理由が同時に思いつくとディベートが弱くなります。なぜならたくさん考えるからです。言いたいことが思いついても理論が長くてすぐ言葉にできません。さらに自分の主張の反論が自分ですぐ思いつきます。

 また。相手の主張が間違っていることが分かっても、理由の説明が長くなるのでまとめる時間が欲しいです。でも相手が待ってくれなくて議論が終わってしまいます。出来れば明日反論したい。

 ちなみに。この文章も実は何回か書き直しています。書いた後に『…これじゃちょっと言い方違うなぁ…』みたいなのがたくさんあります。思いついたその場で言葉にしろと言われても無理かもしんない。

 でもIQが高ければ関係ないかもしれない。ボクIQ平均以下なんで。

哲学を簡単にする方法

 ということで前置きは以上です。ここからが本番です。おまわりさんは交番です。みたいな。おもろいやろ。それで。『哲学は易しくできないか』がテーマじゃないですか。まだそこに触れてないです。だから触れます。

 それで。今から書くことは昔どこかに書いたことがあった気がしますがもう一回書きます。ボクのファンはもう一回読んでください。

 結論から言うと『正論に理由はいらない。曲論だから理由が聞きたい。正しいかどうかはどうでもいい。曲論なのになんか納得してしまう理論が面白い』という話をします。

正論に理由はいらない

 例えば『泥棒はよくない』これは正論です。なぜなら犯罪だからです。刑事事件です。窃盗罪で警察に逮捕されます。前科がつくと資格がはく奪されたり就職が不利になったり海外に行けなくなったりします。だから泥棒はよくないです。でもこんな長々と理由は聞かなくても分かるので言わなくていいです。

曲論だから理由が聞きたい

 『ズルはよくない』これは曲論です。なぜなら『ズル』が定義されていないからです。広義で解釈すると『頭がいい人は悪者』になります。この主張を証明できる人はなかなかいないでしょう。でも言う人はたくさんいるじゃないですか。でも誰も証明はできません。結論だけ言って逃げるのはズルいです。この主張をするのはよくないです。

 でもこういう曲論を証明出来たら面白いわけですよ。でも曲論なのは分かっているので間違ってるのは聞く前から分かってるんですよ。だから正解はどうでもいいから理論を聞かせて欲しいわけですよ。そしてなんか納得してしまう理論だから面白いんですよ。

 あとは例えばニーチェの有名なセリフで『神は死んだ』ってあるじゃないですか。これは曲論です。理由は『神は死を超越した存在だから死ぬわけがない。人間はエデンを追放されたときに寿命が搭載されたのだ』『そもそも神って存在するの?』の2点です。でもニーチェから神が死んだ理由を聞くとなんか納得してしまう理論だから面白いんですよ。

 ちなみに『神は死んだ』がどういう意味か簡単に言うと『浮気を民事事件にしよう』という意味です。ニーチェ以前は浮気は刑事事件でした。刑罰がありました。石投げの刑です。ニーチェ以降は民事になったので慰謝料です。簡単にいうとね。詳しいことは専門家に聞いてください。

おしゃれ泥棒

 さて。『泥棒はよくない』は正論。『ズルはよくない』は曲論。となると一般的な教養のある日本人なら当たり前に思いつくのが『おしゃれ泥棒はどうなの?』となります。

 結論を言うと知らないです。なぜなら『その現象が起きないから』です。『おい!おしゃれ泥棒がいるぞ!警察呼べ!』と言われても『えっ?』てなるでしょ。その犯行が本当に実行されたのかが判定できません。何が起きたらおしゃれ泥棒なのか誰も明確に分からない。

 ちなみに『おしゃれな泥棒』は『泥棒』です。よくないです。『おしゃれな服を盗む』は『泥棒』です。よくないです。『他人のおしゃれをマネする』はやっていいです。『おしゃれをして彼のハートを盗む』はやっていいです。

正論ほど説明したがる

 それでね。世の中の大半の人は正論ほど聞いてもないのに説明したがるわけですよ。なぜなら『理解しているから』です。『泥棒はよくない』の理由は完全に理解してるから説明できるわけです。

 それで人間の欲望の名前が分からないけどなんとか欲が作動して『俺は正しい!お前は間違ってる!』を過剰にアピールしたくなってドンドン攻めてきます。正論ほどしつこく言われます。

 でも『ズルはよくない』に対して『なんで?』と問い詰めると最後まで説明できる人はなかなかいません。なぜなら理解していないからです。要は願望で言ってます。自分が信じたい理論を思い付きで言ってます。曲論だと自分でも分かっていると思うので問い詰めないであげて。

 でもそこを説明してくるのが哲学です。それは己の信じたい願望に反した思想です。純粋な真理の追求です。彼は間違いなく哲学をやっています。 

 ということで。説明しなくても意味が分かる正論には触れないで、曲論に興味を持つと哲学が面白くなります。まずは曲論の証明を5000文字書いてください。間違ったことを書いてもいいです。なぜなら前提が間違っているからです。結論に期待してません。着眼点を評価します。嘘書いていいから楽でしょ。

 しかしながら。真理を追究するのが本当の哲学です。でもそれは学者さんに任せましょう。得意な人がやるやつです。自然にできる人がやるやつです。にわかが手を出すと頭から食いちぎられます。手を出したはずなのに頭を食われるのおかしいよね。

倫理と哲学

 突然ですが。倫理ってあるじゃないですか。アリストテレスの『徳は中庸にあり』みたいな。『適度が一番』みたいな。説明しなくても意味が分かって納得できるでしょ。そしてその知識は普通に生活の役に立ちます。こういうのが倫理です。

 でも厳密にいうと極端な方がいい場合だってあるわけですよ。論理の基本は『順序だて』と『場合わけ』です。場合わけまで説明していない理論は証明が不完全です。そこを完全体まで追求すると哲学になります。哲学になると生活の役に立ちません。ひねくれものになって皆に嫌われます。

 世の中のほとんどの主張は『そんなの絶対はないだろ!』で否定できます。でも他人の主張に『そんなの絶対はないだろ!』と言ったら嫌われます。

 例えばじゃあさ。数学で言うと『x^2=-1』は解なしじゃないですか。2乗してマイナスになる数なんてないです。でも複素関数論でいうと±iです。でも複素数なんか現実に存在しないので考慮しても生活の役に立ちません。嘘です。複素数を考慮することでGPSが正しく作動しています。難しくなってきたからやっぱこの話は無しで。

 じゃあさ。中学の数学の角度を求める問題で『60度に見えるから勝手に60度にする人』ってたまにいたじゃないですか。やっちゃいけないのは分かっているけど、解き方が分からないから空白で提出するよりワンチャンあるかなと思って60度にすると普通に×です。間違いなのはすでに分かってるのに先生から『見た目で勝手に60度にしちゃダメ』とまた言われてうんざりします。

 でも現実では60度に見えるなら60度で計算すれば近似値が分かってそれで十分だったりするんですよ。『計ったら59度だったよ!』『だから何?もう60度でよくね?計算簡単だし』てなるんですよ。

 直角三角形を作って辺の長さが1:2だったら間の角度は60度じゃないですか。指で何となく計って1:2ならもう60度でいいです。数秒で計算出来て次へ進めます。それが倫理です。『59度だから間違ってる!近似値に意味はない!』と言うと哲学です。意味がわからない人は置いていきます。

 とにかく。あくまで真理を追究したいのならそれはいばらの道です。進みたいなら鎧を着てください。どこで買えるんだろう。映画村とか江戸村とか。時代劇があるうちは職人は存在するはず。

 だから一旦倫理から入って、倫理を信じて人生を歩みつつ、それを否定する哲学をジョークでやるのがおすすめです。哲学なんてジョークでやるもんです。お笑いです。ギャグでやらないと嫌われます。

 だから哲学書よりネタ番組を観てください。漫才師の理論展開ヤバいですよ。勉強になると思います。哲学書は難しくて読めなくても漫才は観れるでしょ。ホラ哲学が易しくなった。もう終わりでいいですか。

 じゃあゲームの感想に戻ります。ボク勉強ゲーム好きなので難しいことをわかりやすく解説してくれるゲーム好きです。またお願いします。面白かったです。

ボリューム・難易度

 30分ぐらいです。原本はちょっと読んで『本編と同じかな?』と思ったのでやめました。読むだけで難しい要素はありません。詰むことはないでしょう。終わり。

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