小説が完結しない理由は結局『才能説』だと思います。非常な現実です。

生まれたときから完成してるロボット ライター計画
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突然ですが。前回の続きです。小説を書き始めた私ですが。小説と言うより童話になってしまいました。もっというと寓話です。現在私はイソップ寓話を書いています。

別に寓話でいいのです。第一作目なので欲張らないことにしています。それよりも問題は。思ったほど筆が進まない。休日に一日PCに貼り付けば20000文字は書けると思ってた。実際は1000文字ぐらいでした。ほとんど手が止まっています。

即興で書いてます

とりあえず。私のスタイルは即興です。プロットを立てるのがクールな小説家のやり方のようですが。やりません。後先考えずに思いついた最初の一行を書きました。そこから連想した次の展開を考える。その繰り返しです。

このあとの展開が私にもどうなるか分かりません。最後のオチ入れたいシーンも考えていません。キャラクターが勝手に動いてくれることを待つだけです。するとどうでしょう。いくら待っても勝手に動いてくれません。

ここは一つ。テレビ番組を一時間ほど観てみることにしました。そしてPCに戻ってきました。書きかけの小説を見てみると。先ほどと同じ場面で止まっていました。

つまり。私がテレビを見ている間にキャラクターは勝手に動かなかったのです。こんなことがあるわけない。怪奇現象です。まさか小説を書く前にこんな不思議な事が起こるなんて。小説の中で事件が起こるなら分かるけど。

プロットは将来設計

もうちょっと真面目な話をしますと。プロットは子育て計画です。『うちの子を偏差値の高い大学に入れて立派な一流企業に入社させよう。』というのがプロットです。

そして。そのまま計画通りのエリート社員になって面白い小説ですか?って話です。『うちの子を日本人初の100メートル金メダリストにしよう』だったら面白いかもしれない。

だから『うちの子を100メートルの金メダリストにする』プロットを立てればいいです。

計画通りにいかない

しかし私に言わせると。そんな計画を立てても。日本人初の100メートル金メダリストにはなりません。遺伝子と環境が違います。もっというとエリート社員にもなりません。それも一握りです。人間は計画通りに育ちません。面白い話を考えても考えた通りには完成しません。

だって私は『王道のお決まり展開の剣と魔法の異世界ファンタジーのライトノベルを書く』という計画を一つだけ立てて書き始めたのに。速攻で寓話です。主人公が動物の現実世界で日本語しゃべります。ホントにイソップ寓話です。

プロット立てる意味がないもん。自分で裏切っとるからね。

計画通りに完成したらロボット

『日本人初の100メートル金メダリスト』に育てて日本人初の100メートル金メダリストになったら人間じゃないです。人間はそんな計画通りのピンポイントには育ちません。それは生まれたときから完成しているロボットです。もうプロットじゃなくてロボットです。

私が目指すのはロボット技術者ではない。子育てママなのだ。私の小説には自分の好きなように生きて欲しい。私は子供がクラスメートをケガさせたら謝りに行くだけです。だから私は即興を選ぶ。誰にも邪魔させねえ。

完成しそうにない

それで結局。筆が止まっているわけですが。どうせプロット立てても手詰まりです。ロボット開発を途中で断念していただけです。完結とプロットは関係ない。

それで今回私の提唱する説は『小説は才能説』です。結局コレです。子供が育たないのは育児放棄です。責任能力の欠落です。思った通りの子にならなかったら最後まで育てきれない。子どもを作っちゃいけない人だったんですよ。

気に入らなくても最後まで育てる。普通は出来ます。出来ないなら手を出さない。そもそも自分でも予想外の育ち方をした方が面白くなるような気もする。

だって子供はこっちの都合を考ずに夜泣きするからね。大事な会議がある日の朝から熱出すからね。書き始めた小説に生活を邪魔されて当然です。

つまり責任能力がない私には無理な話だったのです。まず育児費用が無い。というか嫁がいません。出会いもない。しかし私には小説がある。今からこの子を育てるから終わり。

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