【紳士の日本史 第4回】 人類世界進出 美容室での会話が苦手です

日本の歴史 学問
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 800万年前のエチオピアに人類の元祖のチョローラピテクスが生まれたところまで行きました。これが俗に言う『猿人』です。まだまだほぼサルです。二本足で歩くだけ。

 それから進化が続きまして。80万年前辺りから『原人』と呼ばれるようになります。ここまでくると見た目が人間です。全身体毛じゃないです。ちょっと毛深いサル顔人間です。

 そしてロンゲです。なぜなら美容室に行きたくないから。

美容室に行きたくない

 割と多いですこういう原人。実は私も自分で髪を切ります。ちなみに私が美容室や床屋さんに行かない理由は『予約制』だからです。こっちのタイミングでいつでもフラっと入れるなら入ります。

 予約制の店は全般嫌いです。思い立った時にやりたいです。そういえばちょっと違う話ですが。宅配便も時間キッチリなので嫌いです。

 宅配便を家に呼んで。荷物を取り来たときに取り込み中で『もうちょっと待って』というと『じゃあ先に次に行ってきます』と言うんですよ。あれがむかつく。5分ぐらい待て。先に次に行ったら今度は俺が待たされんじゃん。

 失礼だから教育しとけ。こちらもお願いされたらやぶさかではないのでせめて言い方気を付けて。『どれくらい待ちますか?』『それなら先に次に行ってもよろしいですか?』ぐらい聞くようにしないと。

美容師の会話がウザい

 それで。一般的に美容室に行きたくない一番の理由が『美容師との会話』です。なんか凄くしゃべってきます。仕事内容とか聞いて来ます。

 どうやら。会話が多いのには理由があるみたいです。生活にあった髪型にしたいようです。プロ意識が高いです。

 こっちは『全体的に短くしたいだけ』なのに向こうもプロなのでちょっとでもいい感じしたいです。美容院も割と激戦区なので生き残るために必死です。

 細かいこと気にしないなら『人と会わない事務員の仕事です 髪を切っても誰にも気づかれません』とでも言っておきましょう。そのあとは『分かりません』を連発しとけばいいです。

美容院がオシャレで恥かしい

 やはり人をオシャレにする仕事なら自分がオシャレじゃないと始まりません。オシャレじゃない人がオシャレのセンスがあると思えません。

 なので美容院は基本的にオシャレです。美容師もみんなオシャレです。そんな空間に『全体的に短くしたいだけ』の私がいるのは場違いです。恥かしくて美容院なんて行けない。

 そういうときは『うわ……おっしゃれー……』と言えばいいです。『すげーな! すげーな!』と言えばいいです。オシャレ初心者を装って感動していれば相手があなたを助けてくれます。そのままオシャレを盗んでオシャレ泥棒しちゃいましょう。

原人の世界侵略

 そんなヤンチャな泥棒さんは置いておきまして。時代は原人です。有名なのは『北京原人』でしょうか。あと『ジャワ原人』も有名です。ジャワ島はインドネシアにあります。

 そういえば。猿人はアフリカだったのに原人はアジアにいました。要は移民しています。アフリカで発生した人類は世界各地に散らばっていきました。もちろん日本にもやって来ます。と言いたいところですが。原人の化石は日本では見つかってません。新人まで待って。

 それで。なぜ移民するのか。ずっと住み慣れたところにいればいいのに。気になるその理由は。『エサを求めて狩場の変更』です。その辺の食えるものは喰いつくしました。

 主に食べていたのはシカとかゾウです。それがサルに捕まえられる気がしないじゃないですか。今の日本人だってシカを捕まえろと言われたら大変ですよ。せめて武器があれば。

石器の登場

 だから武器を使いました。俗に言うに『石器』です。とがった石を棒の先端にくくり付けて槍にします。この槍をみんなで投げたら一本ぐらい当たるだろう。

 だから投げました。みんなの心を一つにして。そしたら刺さりました。我々の勝ちです。これが原人の力です。力では劣る相手にも知恵と数で勝利する。現代の人類にも引き継がれている常勝理論です。21世紀も我々人類は原人と同じことをやっています。

 獲ったお肉は住処の洞穴に持って帰って火で焼いて食べます。食中毒が怖いからね。原人は家もあるし火も使う。これが俗に言う『旧石器時代』です。終わり。

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