【フリーゲームコラム 第2回】酷評されて傷ついているクリエーターの人たちを救ってあげようと思います

ゲーム作成
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 ゲームを作っているとレビューされることもあると思います。そして大半のゲームが60点とか70点ぐらいになります。なぜならもっと低い点数のゲームは途中でやめるから。面白くないゲームはレビューされません。つまんないゲームを最後までやって酷評する暇人はそうそういません。そして60点と言われたら作者はショックです。

 さらにゲームを実況されることもあるでしょう。大半のゲームは最後に感想を言われずに『チャンネル登録お願いしますまた見てねバイバイ』と言われます。なぜなら実況を始めたら面白くないゲームでも最後までやらざるを得ないから。面白くないゲームに感想なんて言えません。面白いかどうかはやってみないと分かりません。そして感想がないと作者はショックです。

 さらに生放送で実況されることもあるでしょう。大半のゲームは視聴者のチャットでボロクソ言われます。なぜなら実況者は悪口を簡単に言いませんが視聴者は思ったことを全部言うから。そして作者はとてもつらい思いをします。

 私はゲームをダウンロードするときに作者のtwitterをのぞいたりもしますが嘆いている人がたくさんいます。

 なので今回はそんな人たちを慰めようと思います。なぜなら私は人助けが趣味だから。傷ついている人を見ると放っておけません。私が代わりに酷評するヤツらの事をボロクソ言ってあげます。独自の切り口で。

酷評されないゲームなどない

 例えば。youtubeの人気の動画を見てさ。低評価がついてない動画なんかないです。人気が出れば出るほど低評価の絶対数は多くなります。『酷評される』って『人気がある』ってことですやったねウヒョー。

 あと私のゲームで言うと。エゴサーチの結果を見る限り『面白い』って言われまくってます。『メチャクチャ面白い』も言われたことあります。まぁ高評価が圧倒的に多いです。

 そして無反応が少しあります。実況で『クソつまんねー!』と叫ばれたこともあります。その人の実況を聞いていると本気で言ってるっぽいです。最初からずっと全然楽しそうじゃないです。我慢できずに途中で叫びました。やはり実況を始めてしまったら面白くないゲームでも途中でやめられないって感じです。

 それで腹立つのが。その人のしゃべりがまた全然面白くないことです。でもその人は自分で言ったことに自分で笑っています。全然面白くないヤツに『つまんねー』と言われます。だから『お前が言うな!』と言いたいところですが、結局のところお互い様なんですよね。これが俗に言う『趣味の違い』です。 

 要は、みんなが面白いと言ってるゲームでも本気で面白くないと思う人が必ずいます。これはゲームを作って名をあげようと公開した以上覚悟しないとしょうがないと思います。満点がとれるゲームって時のオカリナレベルですよ。自分のゲームと時のオカリナを比べてみてください。

 『頑張って作った』とか知らないです。『メンタル弱い』とか知りません。じゃあ自分は相手の事情を考慮できるんですか。『生まれてこの方まじめな性格なのでギャグで一切笑えません』って言う人がいたら『全然意味わかんねーよ!』と言わせてあげられますか。

 だから私が代わりに謝りますごめんなさい。趣味の違いです許してちょ。

趣味の違いではない

 ウーマンラッシュアワーがThe manzaiで優勝したときに、さんまさんが『全然おもんない』って言ってたと思うんですよね。でも優勝です。世間が認めるその年の一番面白い漫才です。たけしさんは『ラッスンゴレライ』が全然面白くないって言ってましたよ確か。

 それで。たけしさんとさんまさんは世間が面白いと認めたものを酷評しましたけど、笑いの感覚が世間とずれているわけじゃありません。二人とも世間を笑わせています。趣味一緒です。漫才師です。お笑い芸人です。

 つまりこの世には『趣味は一緒だけどピンポイントでこれだけ嫌い』という現象があります。『趣味が違う』と言ってしまうと『あの人には評価する資格がない』という感じになってしまうので間違いです。『低評価は全部意味がない』になってしまいます。そんなわけない。

 趣味は一緒です。『面白そうだ』と思ってダウンロードしました。その人の発言はポイントに加算される正当な評価です。酷評されたら低評価が一つついて総合得点が下がります。

 マヂカルラブリーがM1でえみちゃんに説教されて、その後えみちゃんも認めるチャンピオンになりました。酷評した人を次の作品で絶賛させることも可能です。趣味の違いじゃありません。

酷評する人を悪者扱いしちゃダメ

 とにかく。世間が認めた面白いお笑い芸人を酷評したたけしさんとさんまさんを悪者扱いするのはよくないと思います。そんなもんメディアに露出したら各人が各々思っていることをなんか言われます。評価されたくないならゲーム公開しなきゃいい。

 『高評価だけされたい。低評価を付けるヤツは性格がねじ曲がってる。悪者だ!』って言ってる事めちゃくちゃです。フリーゲーム業界はあなたのために存在していません。あなたはフリーゲームを作る役のモブキャラです。

 他に『ゲームで遊ぶ役』や『おすすめゲームを紹介する役』や『実況する役』などがあります。そこに『作者を楽しませる役』なんかないです。みんながそれぞれの役で自分のために楽しんでいます。他人のやることに文句言わないで。いつでもこの世界から出て行っていいのよ。フリーゲームは毎日たくさん新作が登場します。供給は足りてます。

 『作者が気に入らない実況禁止』とか人に要求してるのって作者ぐらいですよ。『面白くないゲーム作るの禁止』とか誰も言わないよ。面白くないゲームをやると時間を無駄にするんだぞ。時間返せよ。迷惑かけんな。やってみないと面白いかどうか分からないのにさ。最初から公開しなければ平和なのに。

 でもそんなこと誰も言わない。わがままを言うのは作者だけ。まぁ文句は言うけど。実際に自分に都合の悪い行為をやめさせるのは作者だけです。

 ゲーム制作者が一番偉いなんかないです。強いて言えば『お客様が神様』です。一番偉いのは何も生産をしないで遊ぶだけの消費者です。大衆の豚どもです。現代社会の常識です。消費者は一番偉いから『面白くない』ってtwitterでガンガン言ってオッケーです。豚は太らせないと美味しくなりません。

 なんかね。フリーゲーム業界って格付け制度が変わってる気はする。私が普通に考える常識とちょっと違う。まぁ作者に収入がないからね。誰か支援してあげなよ。缶バッチとかアクリルキーホルダーとか売ってたら買ってあげて。支援が豚の役目です。

酷評する人は可哀そうな人

 酷評する人を悪者扱いしないであげてということですが。むしろあの人たちは可哀そうな人達なんですよ。ホントはね。ハンデを背負っています。だってみんなが面白いものが一人だけ面白くないってつらいですよ。

 私はマヨネーズが嫌いなんですけど。マヨネーズってみんな大好きじゃないですか。その辺の飲食店に行くとマヨネーズがなんにでも入ってますよ。メニューを見てマヨネーズがない料理を消していかないといけないんだよ。

 私はマヨネーズを食べるとゲロを吐きます。私がマヨネーズを使った料理に点数を付けるとしたら全部ドクロマークになります。ちなみにビックマックは食べられます。美味しい。でも値段が高いから60点ぐらい。てりやきはドクロです。

 店員さんにも聞くんだよ。『これにマヨネーズ入ってますか?』って。それで『めんどくせー客だな』って思われたらこんなつらいことないです。こちとらマヨネーズを食べるとゲロ吐くんだぜ。嫌いなのはマヨネーズだけだよ。その一点で味覚障害と判定されるのも心外です。

 『パクチー嫌い』とは違いますよ。マヨネーズだぜ。パン屋とかピザ屋とか見てみろよ。食えないのいっぱいあるぜ。人より辛い人生送ってます。

 オリコンの売れてる曲が趣味に合わない人もたくさんいるでしょう。どこに行ってもオリコンの曲が店内に流れているのを聞かされます。キリンジもテトラプルトラップも流れてきません。伊藤浩子のアコーディオンも流れてきません。ブックオフとか流れるかもしれない。

 世界はみんなに人気があるもので構成されているのに、それを楽しめないのも大変ですよ。『オリコン一位の曲の何がいいか分からない』と言った人を悪者扱いするのは可哀そうです。人より辛い人生を送っている人にひどい仕打ちです。

 もっと過激に言うと。『みんなが絶賛してるものに酷評する人を叩く行為』は障碍者いじめに近いです。『劣ってるヤツがオレの邪魔すんな』って言ってます。目の前をゆっくり歩いているジジイに舌打ちしてます。逆に優しくしてあげたほうがいいと思う。まだ言いたいことあるのでこのテーマ続きます。

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