【フリーゲームコラム 第24回】経典を書こうと思いますが書くことがありません 

ゲーム作成
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 さて。フリーゲームクリエーターは教祖となる作戦が進行しております。それで前回『聖書を作って売りなさい』と言われました。具体的に言うとブログか動画配信です。

 女の子かイケメンボイスなら動画がいいです。個人の趣味を言うと声が低い女性のほうが好きです。もっと言うと普段は普通で笑うときに声が低くなる女性が好きです。『ブホッw』って笑う感じ。

 でもそんなことはどうでもよくて。とりあえず流行っているゲームや流行ってなくてもやりこみプレイなどをやればいいです。原神とかどうでしょうか。オープンワールドRPGにまったく興味がない私でさえ名前を知っています。流行っているに違いない。中身は全然知らない。

 しかしながら。中には声がキモイ人もいるでしょう。そんな人は『俺はブログにしよう』と思うかもしれません。じゃあそれで。毎日1000文字は書いてください。

毎日1000文字以上書く

 別にそこまでしなくてもいいですが。そこまでやったほうがいいです。必須じゃないけど有利です。しかしながら。そんなことを言われて『よし分かった!』と2つ返事でオッケーしてはいけません。まずは理由を聞きましょう。

 その理由ですが。2つに分けます。『毎日』と『1000文字以上』に分けます。片方だけでもできれば有利なのでどっちか頑張って。

毎日書くのが楽

 まず。ちんちんでいうと毎日書くのが一番楽ちんちんです。めんどくさいことも習慣化すると惰性で出来ちゃいます。3日に一回やるのはメチャクチャきちぃです。一日休むときちぃです。二日おきに『今日はやらないとなぁ……』という感情はきちぃです。

 でも。毎日書くネタはそうそうないです。私もフリーゲームのレビューを毎日書こうとしていますが毎日は無理です。一番のネックは『ネタがないこと』です。ゲームを3本ぐらいやって全部途中でやめて『あーもう今日は無理だ……』って感じで休むのが一番多いです。

 他には、2時間越えのゲームをやったら5時間かかってその日は力尽きたりします。あと体調が悪い時も書きません。結構あります。

 でもネタ探しだけは毎日やります。嘘です。体調が悪い日はしません。また騙されましたね。でもそれは聞かなかったことにしてもう一回書きます。私はたとえブログが書けなくてもネタ探しだけは毎日やります。

 なぜなら『何もしない日』があるときちぃからです。書けない日はしょうがないけど出来る工程を毎日一時間やります。ちんちんでいうとそれが一番楽ちんちんです。

毎日参拝させると収入が多い

 『ブログに人が来る=お金が入る』です。『ファンが3日に一回来る』と『ファンが毎日来る』は収入が3倍違います。ザクⅡで言うとシャアザクです。3倍になることを横着しちゃダメです。

 さらに。ファンの参拝も3日に一回だとだんだんやる気をなくします。そのうち『月1でザっと読めばいいかな』になります。やはりちんちんでいうと毎日参拝するのが一番楽ちんちんです。習慣化すると惰性で見に来ちゃいます。

 そもそもゲームクリエーターのファンはゲームが出来ればいいです。ブログに興味ないです。どうせ読みごたえのある記事なんて書けないでしょ。だから惰性を狙います。書くのも読むのも習慣化させるのがいいです。

1000文字以上書く

 基準が公表されていないので結果からの推測なんですが、1000文字以上の記事は検索に載りやすいです。具体的に1000文字ピッタリではないと思いますがそういうことを何年も言われています。

 分かっている事実を言うと『専門性の高い記事は検索に載りやすい』です。でもそんなあいまいなことを言われても対応できません。そんなのgoogle社員の価値観の違いです。

 だから目標は1000文字以上です。分かりやすい数字をなんとかひねり出すとしたら1000文字なのです。もっというと2000文字のほうが有利です。5000文字はもっと有利です。1000文字は最低ラインです。

 でも毎日1000文字はきちぃです。私のゲームレビューは500~800程度です。だって毎日1000文字書けないもん。

ひねり出すこと大事

 人間は鍛えると強くなるようになっています。毎日1000文字をひねり出していたら努力値の上昇も凄いです。一年続けば凄い作家になっていることでしょう。

 ストーリー重視で文章多めのゲームを作る人ならこの経験がきっと役に立ちます。スポーツで言うと毎朝ジョギングをしているようなものです。

 ランニングをしないプロなどいません。ピッチャーは下半身大事です。おしりが大きくなると球が早くなります。アンジャッシュの渡部さんは高校球児のおしりの写真を集めているというじゃないですか。渡部さん復帰おめでとうございます。

 だからおしりを大きくしましょう。今日から毎日1000文字をひねり出すのです。ちなみにここまでで1700文字です。

毎日書くネタがない

 先ほども書きましたが。これが一番のネックとなります。ということなのでネタ探しのコツをこっそり教えちゃいます。誰が? 私も知りたいです教えてください。

芸能ニュース

 となるとまずは芸能ニュースです。検索にも載りやすい。これが出来たら最強です。でも私には無理です。テレビをあまり見ません。youtubeは観るけど。じゃあそれで。ユーチューバーニュースとかどうでしょう。

 というか私は情報を集めてから長文を書くタイプなので、芸能ニュースを毎日書くのは無理です。ダチョウ倶楽部の上島さんの話もしたいけどまだ情報が足りません。

 私の知識だといまだにアンジャッシュの渡部さんどまりです。あの人凄いよね。事件を起こして誰もフォローしません。仲のいい芸人さんがみんな追撃の悪口を言います。

 個人の趣味を言うと芸人はそれくらいクズでいいと思います。渡部さんはカリスマです。私は大好きです。ホントです。公園で電話をしている二人の会話が微妙につながっているコントを始めて観たときに衝撃でした。

アンジャッシュ好き

 もう一回言います。これホントです。昔から目をつけていました。結構詳しいです。私の作品はアンジャッシュのコントにも影響を受けています。

 と言うだけならタダなので証明します。ファンだからたくさんテレビを観ているので私がどれくらいアンジャッシュの情報を知っているか披露します。

 まずアンジャッシュは高校の友達コンビです。最初の会話は児島さんが渡部さんのジャンプを盗んだことがきっかけです。厳密に言うと冤罪です。盗んでないけど言いがかりをつけられました。

 そして人力舎の養成所に入学しますが、渡部さんは学費を払っていません。厳密に言うと入学していないけど通っていました。つまり学費泥棒です。

 そして泥棒がお笑い事務所の面接を受けるネタがあるんですけど、そのネタが中国人にパクられました。全く同じネタを中国の芸人が中国のテレビでやりました。つまりネタ泥棒です。

 まとめると、ジャンプ泥棒と学費泥棒がコンビを組んで作った泥棒のネタが中国の芸人に泥棒されました。凄くないですか。これで好きにならない人いないでしょ。しかし児島さんだけはホントは泥棒じゃないのがオチです。

音楽レビュー

 まぁアンジャッシュのことはどうでもいいです。終わった芸人のことは忘れましょう。渡部さんは元の位置には二度と戻れません。

 とにかく芸能ニュースは難しい。ということで次は音楽です。youtubeで毎日一曲探してレビューするのはどうでしょう。一曲5分で終わるから時間効率もいいです。

 と思って昔やったことがあります。こう見えて私は結構いろんなことをやっています。しかしながら。これが失敗です。なぜならセンスの良いところを見せようとしたからです。

 あまり有名ではないおしゃれサウンドを見つけて紹介しても、有名じゃないから誰も検索しません。100記事書いても閲覧数0です。

 ちょっとやってみましょうか。今日の一曲は『The Salt Water Taffy』の 『Finders Keepers』です。

The Salt Water Taffy – Finders Keepers

 もう一つ行きましょうか。今日の2曲目は『Warm Sounds』の『Nite is a-comin』です。

Warm Sounds – Nite is a-comin 

 こういう記事を書いて検索する人はあんまりいません。知らないものを検索できない。月に一人来るでしょうか。とにかくセンスを見せようとしても誰も見てくれません。そこそこ有名曲じゃないといけません。

 なので『ドライブで聴きたい曲』とか『自宅待機中に聴きたい曲』とかシチュエーションで検索させるといいかもしれません。じゃあそれで。解決しました。

思想を述べる

 さて。冗談はここまでにしておきまして。ここから本題です。ここまでの話は忘れてください。役に立ちません。

 だってさ。そもそも趣味がある人は趣味を書けばいいです。助言いらないです。問題は趣味がない人です。だから困ってるんじゃないですか。

 何の趣味も興味も詳しいこともない人に毎日1000文字書けってヒドイよね。そんな人がゲームクリエーターをやっているのもおかしいけど。無趣味でゲームって作れるものなのか。どんなゲームを作ってるんだろ。

 そんな人が何を書けばいいのかズバリ言います。思想です。己の価値観です。何が正しくて何が間違っているか。曲論と偏見を思いのままに綴ればいいです。

 そもそも宗教とはそんなものです。勝手なルールを決めるのが宗教です。キリスト教は同性愛禁止です。仏教は飲酒禁止。破ったら地獄に落ちます。

 しかしながら。当たり前の道徳倫理を提唱するのなら仏教とキリスト教で十分です。新しく宗教を作る意味がないです。

 ここは思い切って曲論と偏見を言います。曲論と偏見が言える人が面白い人です。ゲームを作る才能があります。

曲論と偏見が創作

 正論って誰でも当たり前に思いつくことじゃないですか。正論って大半の人は聞いていて面白くないです。正論を振りかざして論破する人はよくいる嫌われ者です。

 面白いのは曲論と偏見です。間違ったことをする主人公が最終的に世界を救うから面白いです。魔王が正義のために無能な人間を排除しようとして世界征服するから面白いです。これが曲論と偏見の面白さです。

 漫才で言うと曲論と偏見はボケです。正論はツッコミです。ボケが物語を作ります。ツッコミはプレイヤーです。そしてあなたはクリエーターです。だからボケてください。なのでそういうゲームをみんな作っています。

 そんなクリエーターもゲームではボケますが普段はtwitterで誰でも思いつく理論を言います。そんなやつが面白いゲームを作れるわけがないです。もっと普段からボケてください。

自分に都合の悪い社会を否定する

 ここは思い切って偏見を言いますが、フリーゲームクリエーターはみんな社会的弱者です。勝ち組だったら今頃は有名企業で話題のゲームを作るチームのメンバーに入っています。

 そこに入れなかった無能どもの集団がフリーゲームクリエーターです。そんなやつらがこの社会を肯定できるわけないじゃないですか。オレが任天堂にいないのは社会が悪いからだ。

 だって任天堂は東大卒しか採用しません。そんなの誰でも行けるわけないです。採用方法が悪い。

 というか東大に行くぐらい勉強したやつがゲームに愛なんかないだろ。オレは勉強しないでゲームばっかりやっていたんだ。ゲームなら俺のほうが絶対詳しい。俺がゼルダを作ったほうが絶対面白い。

 だから個人の趣味でゼルダを作ります。でも一人でやっているからしょぼいです。あんまりおもしろくないです。でも一人でやってるからしょうがないです。俺がリーダーでチームがいればもっと面白いの作れるからな。

 一人で作ったゲームで俺の才能は測れない。作れないやつが偉そうに評価だけすんな。タダで遊ばせてやってるんだから丁寧な口調で良いところだけ言え。

 というふうなクズ理論を展開すればいいです。人生負け組のフリーゲームクリエーターどもならちょっと人生を振り返るだけでこういう愚痴がたくさんあります。得意じゃないですか。だから救いがない話ばっかり作ってるでしょ。それがロックです。かっこいい。

 まぁ誰でも思いつく正論を聞かされるよりは偏見のほうが面白いです。それをブログに書けばいいです。日常を報告するだけの日記でも信者は読みますが、ちょっとでも面白くしてあげたほうが優しいです。

 信者は義務的に惰性で読んでいるだけなので面白くない日記ばっかり書いていたらかわいそうです。面白いゲームはサービス精神から始まります。もっとサービス精神を身につけましょう。

根拠が大事

 それで。社会的弱者であるフリーゲームクリエーターは辛い人生を振り返って経典に愚痴を書くことが決定しました。そして教祖になって人生逆転を狙います。

 信者たちも大半は社会的弱者なので共感されること請け合い。解決しました。それで今回の話は終わりです。ちなみに私は多趣味なので趣味のブログをやります。

 それで最後に言いたいことがあるのでそれだけ言います。最後に言いたいことがあるのはミステリーの基本です。ブログを書くときは最後に言いたいことを必ず残しておいてください。

 その最後に言いたいこととは。ズバリ。『根拠が大事』です。じゃあ解散!

 と書いて終われたらどれだけ楽か。これだけ言われて納得できるわけがない。相手を納得させるには根拠が必要です。

曲論と偏見は間違っている

 ここで衝撃の事実を発表します。ズバリ。『曲論と偏見は間違っている』これです。間違った理論のことを曲論と言います。正しい理論は正論と言います。

 なので曲論を述べると当たり前に批判されます。人を批判する行為はあまり面白いとは言えない行為ですが間違っているんだからしょうがないです。批判されて当然です。

 たとえば『悪いヤツは殺してあげた方が社会が平和になる』これは曲論です。間違っています。どこが違うのかと問われたら難しいですが。まぁ犯罪です。殺した人が犯罪者になって悪いヤツになります。だからそいつも殺した方がいいとなります。最終的に人類滅亡です。

 基本的に『突き詰めると矛盾すること』は曲論です。こういう発言をしてはいけません。バカって言われます。先のことまで考えていないバカです。批判されて当然です。

 それでもフリーゲームクリエーターは曲論を言わなければなりません。なぜならさっき決めたから。さっき言ったことが守れない人は批判されます。有言実行してください。

結論だけ聞いても面白くない

 例えば『最後に主人公が負けて終わり』の物語は結構面白いです。主流のハッピーエンドを裏切っています。俗にいう邪道です。曲論のストーリーです。

 しかしながら『この物語は最後に主人公が負けて終わりです』とラストのオチだけ知らされても面白くないです。それは違います。過酷な鍛錬をして必殺技を覚えた主人公がいい勝負をして負けるから衝撃なんじゃないですか。

 邪道ストーリーの面白さは道筋です。邪道な結末が事前に分かっていたら面白くないです。邪道だけど面白いと思わせる説得力が必要です。それが根拠です。

 『悪いヤツは殺してあげた方が社会が平和になる』と結論だけ聞いても面白くないです。ただのやべーやつです。理由を説明してください。見どころはそこです。

 つまり曲論が面白いわけじゃないのです。曲論があたかも正解なんじゃないかと納得させる根拠が面白いのです。だから根拠を頑張ってください。無理やりこじつける様が読み応えあります。

 結論は正直どうでもいいです。だって社会的弱者であるフリーゲームクリエーターの愚痴なんて間違ってるに決まってるじゃないですか。誰も真面目に聞いていません。終わり。

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