自作ゲーム投稿コミュニティサービス『ゲームアツマール』が2023年6月28日に終了するらしいのでそれについてなんか書きます。
個人的にはほとんど利用しないサービスなのでどうでもいいです。でもショックな人も存在するのでそういう発言を簡単にしてはいけません。不快になります。反面教師にしてください。どうでもいいなら黙っているのが優しさです。
あと『ニコ生ゲーム』は残るらしいです。でもそれ知らないです。ニコ生ゲームってなんですか?
なぜアツマールはサ終してしまうのか?
まず最初に気になるのは『なぜアツマールはサ終してしまうのか?』となります。そして一番つまんない解答をするとしたら『オレ運営じゃねーから知らねえ』となります。
しかしそれが正解です。事実はいつも非情なものです。私は運営ではありません。なので事実は知りません。よって予想を書きます。それで許してください。
と言いたいところですが。現実的な話。もし私が運営だったら何も言いません。予想すら言いません。むしろ運営じゃなかったから予想が聞けます。『予想で許す』じゃないです。『予想が聞けてありがたい』と思ってください。
儲からないからサービス終了です
サービス終了する理由はこれしかないです。儲かっていません。赤字です。と言いたいところですが。問題はそこじゃありません。
だってそもそもニコニコ動画が赤字スタートです。具体的な数字は覚えていませんがサービス開始して3年か5年かしばらくずっと赤字営業です。『今年からようやく黒字です!』って発表してました。
それでも続けていたのは『いつか儲けが出る見込みがあったから』です。『今後は個人作品の動画が流行る!』と思っていたからです。
だってあの頃は『ユーチューバー』という言葉をほとんど聞かなかったからね。youtubeは違法アップロードのTV番組やアニメを観るところでした。
『リンカーン』とか『内村プロデュース』とか『ざっくりハイタッチ』を観るところでした。『涼宮ハルヒの憂鬱』や『ゼロの使い魔』や『ローゼンメイデン』を観るところでした。個人作品を観る場所じゃありませんでした。
でもそんなことはどうでもよくて。要は『赤字だからサービス終了』とはなりません。『今後儲かる見込みがないから終了』が正解です。
今後儲かる見込みがない
サービス終了する理由はこれしかないです。今後儲かる見込みがありません。続けていたら一生赤字です。なぜこうなってしまったのでしょうか。
その理由はズバリ『フリーゲームプレイヤーが減っているから』です。と言いたいところですが。嘘です。ホントは『個人で作るフリーゲームのプレイヤーが減っているから』です。
フリーゲームプレイヤーの人口はあんまり変わりません。ずっと不景気でみんなお金ないけどゲームはやりたいです。
フリーゲームプレイヤーが減っている
それで。個人で作るフリーゲームのプレイヤーが減っている大きな理由は『企業がフリーゲームを作っている』『ゲームしないで実況を観る』などが挙がります。
企業がフリーゲームを作っている
『基本無料の課金ゲーム』というのを企業が作っていますが。実はコレ。無料で普通に遊べるゲームも多いです。
例えば私がやっている課金ゲームで言うと『ななぱち』を何年もやっています。パチンコとパチスロのゲームです。2015年ぐらいから一回も課金せずにやっています。
でも面白かったピークは終わってしまいました。一時期は外出中も寝てる間もずっとPCつけっぱなしで、暇があれば匿名掲示板でみんなと毎日雑談していましたが、今はポイントの有効期限が切れないようにたまにちょっと遊ぶ感じです。たまにやると多少は面白いです。掲示板はもう見てません。
でもそれは置いておきまして。企業が作っている基本無料の課金ゲームですが。ハッキリと申し上げます。個人で作るフリーゲームより面白いです。課金ぜすに遊んでも圧倒的に面白いです。
ゲーム一本一本を比較すると『この企業ゲームよりこの個人ゲームのほうが面白い』というのはあるでしょうが、統計で言うと企業ゲームが完全勝利です。
昔は課金しないとまともに遊べないゲームばっかりでしたがいつの間にかそんなことない世の中になっています。
原因はコロナです
2019年に新型コロナウイルス感染症が発生しまして、国民全員ゴールデンウィーク自宅待機となりました。連休なのにどこにも遊びに行けません。
その辺りで課金ゲーム革命が起きました。自宅待機組をオープンワールドに呼び込むために企業が一斉に無料でも遊びやすくしたのです。
そしてフリーゲームしか遊ばない人たちが企業のフリーゲームに移行しました。その結果。4年の時を超え。この度。アツマールがサービス終了となります。コレが俗にいう『コロナの2次被害』です。
ゲームしないで実況を観る
そしてゲーム実況も増えています。ボクもユーチューバーでお金稼げるようになりたいです。観る人も増えています。人気実況者は動画を上げるたびに100万再生です。
つまり100万人がゲームをやらずに観ています。この100万人が自分でゲームをやっていたらアツマールも儲けが出たかもしれません。というかその前にクリエーターにお金が入ったかもしれません。
だから私は前から言ってるんですよ。実況動画で利益を得ている人はゲームクリエーターにパーセントを払いなさいと。そしたら100万人に遊んでもらえなくても100万再生で結構なお金がもらえます。
そういえば昔はゲーム実況と言えば市販のレトロゲームだったんですが。ロマサガかファイヤーエムブレムだったのに。いつの間にか最新ゲームやフリーゲームも実況されるようになりました。
原因は青鬼です
誰が始めたか知りませんが青鬼実況のブームが来たのが原因です。青鬼はビビるしアクション手ごわいし短編でとても実況向きです。わーわー言いながらやってるのを観ていて面白いです。『あなたもちょっとやってみて!』と広がっていくわけです。
そしてフリーホラーゲームの実況がどんどん増えていきました。作る人も増えました。フリーホラーゲームブームの到来です。
クリエーターは増えている
面白いフリーゲームをやったら自分も作りたくなるのが人間のサガです。ロマンシングです。だって思い切って言ってしまいますが青鬼なんて誰でも簡単にマネして作れそうです。
でも最初に思いつく発想が凄いことは忘れないでください。マネだから簡単に出来るだけです。青鬼がまだ世に出ていないときに青鬼みたいなゲームが作れるのは天才です。
それで。絵で名を上げたい人なんかはゲームを作って自作絵を見せたら宣伝になります。簡単に作れて実況で広まるならオレもやりたい。
東方の作者さんは作曲で名を上げたくてゲームを作り始めたらしいです。でもキャラクターのほうが有名になってエロ同人とゆっくりで名を上げることになってしまいましたとさ。こんなはずじゃなかった。私は魔理沙が好きなんだぜ。
でもそんなことはどうでもよくて。今はウディタやティラノビルダーを使えば無料でノーコーディングで試しにすぐゲームが作れます。ツクールは有料です。Unityは無料だけどプログラミングの勉強が必要です。
そういえばちょっと昔はFlashもありました。私は仕事でFlashのアプリを作ったことがあります。スマホで操作して会場のモニターに変化があるやつです。凄いでしょ。
Flashの制作ツールは無料でしたがコーディングが必要でした。ActionScriptというプログラミング言語をちょっと勉強しました。趣味でやる気はしないです。
でもそんなことはどうでもよくて。要は誰でも簡単にゲームが作れる時代です。だからクリエーターはどんどん増えています。新作フリーゲームは毎日投稿されています。
クリエーターになるとプレイしなくなる
もともとフリーゲームが好きでよく遊んでいた人がフリーゲームに影響を受けて自分も作り始めるじゃないですか。そうする前ほどフリーゲームをやらなくなります。
理由は知りません。まぁ制作に回す時間が増えた分、ゲームで遊ぶ時間が減ったしね。でも企業が作ったゲームはやります。ドラクエとFFの新作はやります。やっぱり企業が作るゲームのほうが面白いです。
ということで『フリーゲームを作る人は年々増えて、フリーゲームで遊ぶ人は年々減る』という現象が起きています。
経費が増えて売上が減る
アツマールはゲームを投稿するサイトじゃないですか。そのゲームを保存するサーバー代はアツマールが払うわけですよ。つまりゲームを投稿する人が増えると経費が増えます。
売上は広告費と年会費です。これはプレイヤーが払います。でもそのプレイヤーが減っているので売上は減ります。
毎年利益が減り続けて今後回復の見込みがありません。経費はまだまだ増える見込みです。今抱えているアツマールクリエーターの作るゲームが企業の作る無料ゲームに勝てると思えません。
ユーチューバーもTVタレントが参入したことにより素人の動画がヒットすることが厳しくなってきています。TVタレントのyoutube動画は事務所が手配したプロのスタッフが作っています。
そのうちユーチューバーはまず芸能事務所に所属しないと始まらなくなります。個人ユーチューバーは芸能人に勝てません。フリーゲームも個人ゲームは企業に勝てません。
という結論を出しました。だからサービス終了です。これが運営ではない私が出せる予想となります。以上です
フリーゲームプレイヤーを増やす
さて。話は終わりましたが。せっかくなのでもうちょっとやります。ちょっとだけです。本気でやるとここから本番になります。でももうかなりの文字数になったのでそろそろ終わりにしたいのでちょっとだけです。ここから本番じゃなくてオマケ程度です。
こういうふうに『終わったけどもうちょっとやる』というのが人を成長させます。筋トレも今日のメニューが終わった後にもうちょっとやってみてください。そのオマケ分が一番筋肉付きます。
この積み重ねを10年間やればあなたはきっと優秀な人材に育っていることでしょう。
でもそんなことはどうでもよくて。アツマールは終わりますが、ふりーむと夢現があるから大丈夫です。SteamとBoothもあります。でもアツマールが終了した理由を考えると他のサイトがいつ終わってもおかしくないです。
なのでフリーゲームプレイヤーを増やす方法を考えます。ちょっとだけです。すぐ終わります。
フリーゲームを紹介する
基本はコレです。知らないものは遊べません。面白いフリーゲームが存在することを知っている人がそんわけねーだろと思っている人に教えてあげないと気づいてくれません。ゲームをやったらtwitterやブログで紹介してあげましょう。
という方法で広まるのならどれだけ楽か。フリーゲームの紹介をして見に来るのはフリーゲームに興味がある人だけです。フリーゲームに興味がない人を呼び込まないと始まりません。
なので他の分野の話をtwitterやブログでしつつ人を呼んだところでフリーゲームの紹介をぶち込むのが効率いいと思います。フリーゲーム専門の人がいくら頑張っても無駄です。難易度高いです頑張って。未来はあなたにかかっています。
クリエーターをひいきしすぎ
突然ですが。クリエーターを増やすための戦略が世の中に多すぎると思います。制作ツールも新製品がガンガン出てます。最近ウディタがバージョン3になりました。3Dが作れるツクールみたいなのも出ました。『RPG Developer Bakin』とかいうやつです。価格は7,678円。
あとルールもクリエーターに優しくてプレイヤーやレビュワーや実況者に厳しいです。クリエーターの気に障るレビューするの禁止です。ふりーむで悪口コメントするとシステムにはじかれます。
『ゲームで遊ぶ』ということは『ゲームで遊んで感想を言い合う』までがセットです。学校でドラクエどこまで進んだかを休み時間に友達と話します。『オレだったらあそこはこうするのに……』とか言いたいです。その感想を規制されると最後まで楽しめません。
企業が作ったゲームをボロクソ言っても企業は怒りません。『クソゲーオブザイヤー20XX』とかユーザー同士で勝手にやっても怒る企業はいません。
でも個人ゲームにボロクソ言うと作者が怒ります。フリーゲームの感想は最大限に言葉に気を付けて書いてください。そんなの面白くないです。だからみんなフリーゲームをやらなくなるんですよ。
最初はそれでよかったかもしれません。だってゲームを投稿してもらわないとゲーム投稿サイトが始まりません。クリエーターをひいきしてでも早くたくさんゲームを投稿してもらう必要があります。
そろそろ山を越えたことに気づく頃かもしれません。『クリエーターに優しくしてはいけない』とは言いませんがバランスが悪いです。次はプレイヤーが減っています。
『プレイヤーは何をやってもいい』とは言いませんがプレイヤーを増やす戦略も多少は増やさないとせっかくの新商品が売れなくなります。7,678円も払って誰も遊んでくれないなんて悲しい。
ちなみにBakin製のゲームをやったことがありますが。私のPCだとメチャクチャ重いです。カクカクでした。途中でやめました。今後はBakin製のゲームがドンドンあがってくるでしょうか次のPCを買うまで敬遠するかもしれません。
レビューする人が減っている
ふりーむのレビューも前よりかなり減っている気がします。昔はもっと多かったよ。どんなゲームでも投稿したらすぐレビューされてたし、ちょっと話題になればすぐ2ページ目にいってました。
アンチとファンの煽りあいもありましたよ。それで盛り上がっていたんですが。一人でもアンチがいると逃げていく作者さんもいるのでふりーむもコメント規制を厳しくしたわけです。
その結果。今度はレビューする人が減っています。そんな最大の注意を払ってまでレビューしてやる義理はない。やってて楽しめない行動だからやりません。
そして現在はレビューが付かないゲームのほうが圧倒的に多いです。『批判でもいいからレビューください!』と言い出す作者さんも現れました。最初と話が違います。お前らが規制しろって言ったんだろ。
だから社員がコメントしています。作者に逃げられないように。現在のふりーむのコメントは結構な確率で社員です。多分ね。予想です。真に受けないで。
そりゃ紳士的じゃないコメントはよくないよ。無関係の人が読んでも不快になります。だからある程度の規制は必要ですが。どうすりゃいいんだろうね。
共産主義と資本主義
才能がないゲームクリエーターも楽しめる環境づくりは共産主義です。全員平等ってやつです。
才能があるゲームクリエーターだけいい思いが出来て他は競争に負けて消えて行くのは資本主義です。公平ってやつです。
資本主義は貧富の格差が激しいです。下っ端はとことん嫌な思いします。でも大逆転できます。そして水準が高くなります。国が成長します。資本主義のほとんどの人が共産主義より良い生活しています。
資本主義のほうが優れているので先進国はほとんど資本主義です。企業ゲームは資本主義です。個人のフリーゲームもそろそろ資本主義に移行するという手も無きにしも非ず。
こころない実況者
突然ですが。ゲームをやりながらを悪い箇所を言いまくったりバカにしたりする実況者ってよくいます。それに対して『こころない実況者』という言葉を使う人がいます。この言葉が個人的にあんまり好きじゃないです。
なぜなら『悪者にしようとしているから』です。自分と趣味が合わない人間を悪者にして排除しようとしています。こういうのを世間では『戦争』と言います。
ゲームの悪口を言う実況者は『こころない実況者』じゃないです。『面白くない実況者』が正解です。本人はウケると思ってやっています。ゲームをバカにして視聴者を笑わせようとしています。
その行動理念はおかしくないです。実際2022年のM1チャンピオンはウエストランドの毒舌漫才です。毒舌はウケます。つまり視聴者を楽しませようとしているので悪い行動じゃありません。
それに対して『こころない実況者』という言葉は対象を攻撃しています。誰かを喜ばせる発言じゃないです。無理やり悪者に仕立て上げようとする悪質な発言です。こういうのを世間では誹謗中傷と言います。犯罪です。
誹謗中傷された人は『面白くないと言われるのはいい。悪い箇所を言われるのもいい。でも事実と異なることを言わないでください』というセリフをよく言います。この現象が起きています。
面白くない実況者
ということで。今後は『こころない実況者』とは言わないで『面白くない実況者』と言ってください。これで合法です。あなたを犯罪者にしたくない。
『面白くない実況者』は毒舌実況がスベっているだけです。実力がないだけです。わざわざ排除しようとしなくても無能なので競争に負けて消えます。ほっとけばいいです。
名前は出しませんが世の中探すと『ちょっと合わなかった』『楽しめませんでした』というレビューをしまくっているブログとかあります。要は面白くないブログです。
それを見て一番思うのが『その作業楽しいの?』となります。やるゲームやるゲームつまんないならやめればいいのに。フリーゲームで遊ぶことががあなたの趣味と合っていません。
『嫌なヤツ』より『真面目だな』って感じです。つまんない作業を永遠と続けられる精神力が凄いです。悪い人じゃないと思うよ。自分で軌道修正が出来なくて頭悪いんだと思います。誰か気づかせてあげないとかわいそう。思い切ってブログの方針を変える勇気をクリスマスプレゼントで彼にあげたい。
他にも名前は出しませんが。やべークリエーターがふりーむにいまして、特徴を書くと特定されるかもしれないので何も書きませんが、とにかくわがままが凄い。
最近久しぶりに思い出してその人をのぞいてみたらいろいろ消えてました。ふりーむのアカウントも消してました。ついに炎上したんでしょうか。そうやって面白くないヤツは競争に負けて勝手に消えるのでわざわざ排除しようとしなくてもいいです。
とにかく『面白くない=悪い』にしてはいけません。『あなたは面白くない人だから言葉を選んで発言してください』という指示は人権に関わります。『170㎝以下の男に人権はない』と同じです。平民が作っていいルールじゃないです。
もしかしたらホントに作者を嫌な目に会わせようという目的で悪口を言っている実況者もいるかもしれません。でも実際はわかんないし、ウケると思ってやっているほうが自然です。本質は人気者になりたくてやってます。
そして『こころない実況者』という発言もウケると思って言っている可能性もあります。でも攻撃を目的としているほうが自然です。この状況で戦うと不利です。ここは一旦引いてください。別の戦略で戦いましょう。
警告だけして規制はしない
ということで『ぼくのかんがえたさいきょうのしんるーる』を発表します。それは『警告だけして規制はしない』です。
『こういうことを言うと大抵の作者が不快に感じます。こういうことを言うと大抵の視聴者に逃げられます。それでも自分のしゃべりに自信があるならどうぞ。面白くない実況者と思われる可能性があるけどどうぞ。何がウケるかやってみないと分かりません』
こんな感じで実況者に警告だけして規制はしません。
さらに『こういうゲームは大抵のプレイヤーが不快に感じます。こういうゲームは大抵のプレイヤーが途中でやめます。それでも自分の作品に自信があるなら投稿してどうぞ。酷評されたりバカにされたりする可能性があるけどどうぞ。何がウケるかやってみないと分かりません』
こんな感じで作者に警告だけして規制はしません。
みんなに同じことを言って誰でも自由に楽しめる世界を作るのがいいと思います。世界平和だけが望みである私が考えるとこういう結論になってしまいます。あとは戦争が好きな過激派に任せた。終わり。
次回はあるのか?
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