みなさんもうすぐクリスマスですね。今年こそサンタさんを捕まえてやろうと思います。
ということで今回やったのはこれです。いつもの短編ノベルです。すぐ終わりそうなのをやります。
ストーリー
少年がサンタさんにプレゼントをする話です。なぜなら『サンタさんは誰からもプレゼントをもらえない』という事実に気づいたからです。そんなのかわいそう。
このとき彼はまだ4歳でした。大人でも気づきにくい世の中の不条理を見つけてしまったのです。
こういう著しく知能が発達した子供のことを『ギフテッド』といいます。『神様から贈り物をもらって生まれてきた』という感じの意味です。つまり彼はすでにプレゼントをもらっているので自分があげる側に回るのは自然なことです。
こうやって世界は回っています。特別な才能は不平等ではありません。『じゃああなたを天才にしてあげるから他人のために生きなさい』と言われて出来ますか。せっかくもらった才能を自分のために使えないなんてポイズンです。
そういうストーリーです。はたしてサンタさんはプレゼントを喜んでくれるでしょうか。
ゲーム性
選択肢で展開が変わるマルチエンドノベルです。具体的に言うとサンタさんにあげるプレゼントを選びます。正解はありません。すべてがトゥルーエンドです。
ギャグでした。メインの展開以外にも細かいボケが入っていて割と本気のギャグゲーです。そして結構センスいいと思います。私は好きです。フフってなった。スベってる感じはしないです。
ちなみに。この『スベってる感じはしない』という感覚は大事です。なぜなら『どんなに面白い漫才でも全部のボケが大笑いにはならないから』です。
プロの漫才でも笑えない箇所って絶対あります。つまり部分的にみると必ずスベリます。年末の行事で言うとメリー・スベリます。
『今のボケつまんねーな……』を感じさせないほど全体的に面白かったというのが『スベってる感じはしない』となります。私はそこそこ上位の誉め言葉のつもりで言ってます。面白かったです。
ボリューム・難易度
10分ぐらいです。詰むことはないでしょう。終わり。
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