【紳士の日本史 第9回】 縄文時代 何者にもなれない絶望の40代

日本の歴史 学問
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 さて。氷河期が終わり日本が浮かび上がりました。そしてみなさんご存じの縄文時代が始まります。紀元前15000年前~紀元前1000年辺りが縄文時代です。

 割と長いです。だって次の弥生土器が出来るまでが縄文時代でしょ。まさか土器の形が変わるだけで14000年もかかるなんてね。そこから3000年で人類は宇宙に行くのに。

 でも土器の変化は後で書く重要なポイントなので今は聞かなかったことにしてください。フライングしました。宇宙進出もフライングだった。二つの意味で。

縄文時代の区分わけ多すぎ

 それで。縄文時代が始まるわけですがこれがまたややこしいです。縄文時代の中にも区分が分かれています。とりあえず書くだけ書いてみます。

  • 草創期 約1万3千年前
  • 早期  約1万年前
  • 前期  約6千年前
  • 中期  約5千年前
  • 後期  約4千年前
  • 晩期  約3千年前

 土器の種類によって時代が分かれるわけですが。こんなの覚えきらんて。しかも数字はホントはだいぶアバウト。まともに判明していないって感じ。

 詳しくは日本史専攻の大学に行く人が覚えるとして。何者でもない我々一般人はなんとなく一回聞くだけ聞いたってことで流しましょう。だってそんなことより将来が不安です。過去にこだわっていられません。

 そういえば。最近の流行りは『何者でもない40代』です。老後が不安な人が大量にいる世代です。

何者でもない40代

 現在2020年なんですけど。2000年ぐらいの、俗に言う『世紀末』に若者だった人が現在の40代です。その世代が苦しんでいます。

 だってさ。世紀末に安定した人生設計を立てるほうがおかしいです。もうすぐ滅亡するんだよ。あんなに毎日がロマンの塊だったのに。そらお前。誰でも一山当てたいて。あそこで公務員目指す方がおかしい。

 さらに。不景気でした。80年代にバブルがはじけて経済がずっと下降です。就職氷河期です。行きたい会社に受かりません。しょうがなく無名の企業を受けるけどそんなところに志望動機なんかない。受かりそうなところでさえ落ちまくり。

 さらに。起業も流行っていました。IT革命によりベンチャー企業が続出です。それで一山当てた人もいらっしゃることでしょうが、全部が成功するわけがない。失敗した人は悲惨な人生が始まります。結局私は何者でもなかった。

ここからさらに悲惨

 さらに。後に失敗するような企業に就職してしまった人も悲惨です。社長の器ではなかった人が作った出来立ての簡単に受かる企業に受かって入社してみたものの、ずっと経営不振で昇給無しのボーナスなしで気づいたら40代です。

 さらに。ネットの普及です。便利になりましたが悪い方にも影響しています。要は『インターネットが面白い』です。仕事をしないで家で遊ぶニートも増えました。

 そしたらもう40です。どうしようもない。雇う企業もないでしょう。来るもの拒まずの企業になんとか入っても、ここから老後の資金を稼げる気がしない。

将来が不安な40代をターゲット

 つまり。現在の旬なターゲットは『将来が不安な40代』です。『溺れる者はワラを掴む』と言うじゃないですか。困っている人は何でも喰いつきます。

 騙してもよし。助けてもよし。ビジネスチャンスがそこにある。まぁ日本の将来を考えるなら助ける方がいいでしょう。今回私からのご提案です。

縄文時代の生活

 でもそんな知らねえ年寄りのことなんかどうでもいいです。オレは今を生きているんだ。オレにはオレの生活がある。それはもちろん縄文時代の人々も同じ気持ちでした。

 まず。土器の発明ですが。土器はもうたくさんだ。違う話がしたい。ということで縄文時代の発明の一つ『家』が出来ました。俗に言う『竪穴式住居』です。

 穴を掘って。柱を立てて。屋根をかぶせて。最後に恋の魔法をかけます。これが私のマイホーム。40までには建てておきたい。

定住開始

 さて。家を建てましたが。どういうことかというと。引きこもる気満々です。だって内定取れないし。インターネット面白いです。とにかく今やってるゲームが終わるまでは家から出られない。

 親が働いているうちは養ってくれるのでそのうちなんとかなるでしょう。いよいよヤバくなってから働けばいい。本気出せばすぐ行けるっしょ。縄文時代も現代と同じでした。終わり。

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